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オパヴァとシレジア

2009年9月14日

czech_20090914_1.jpg オパヴァはチェコのシレジア地方にある町です。このシレジアとはチェコの北東部からポーランドの南西部に広がる地方の名称です。国として独立したことはありませんが、その帰属をめぐっては非常に複雑な歴史を辿ってきました。

 
czech_20090914_2.jpg シレジアは中世、モラヴィア王国の領土でしたが、ポーランド王国となり、ボヘミア王国となりました。その後、領有をめぐってオーストリアとプロイセンのあいだで戦争が起き、プロイセン領となり、ドイツ化が進みました。

 そのころオパヴァは「トロッパウ」というドイツ名で呼ばれていました。シレジアの古い地図を見ると、中心都市だったヴロツワフ(現ポーランド)がシレジアのほぼど真ん中に位置しているのに対し、オパヴァは東南の隅にある小さな町でした。

 これといった観光の見所はありませんが、静かで、落ち着いた空気が流れる街です。
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取材担当プロフィール

増田 幸弘

1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。

コメント(2)

しかし、いつもどの写真見ても、町並みと言うか、建造物が歴史を感じさせますね。
ところで、皆、石で出来てるのかな?
木造って無いの?

いわなやまめ | 2009年9月15日 11:52

意外に新しいところも多いのですよ。20世紀前半ぐらいに建てられた建物が多いです。木造もありますが、いまは博物館級かな。そうした建物を移築したテーマパークのようなところもあります。

増田 幸弘 | 2009年9月15日 13:32

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi