飯島周さんがGRATIAS AGIT賞を受賞
2009年10月 5日
カレル・チャペックやヤロスラフ・ハシェクら、チェコ文学の翻訳で知られる飯島周(いたる)さんが、チェコを紹介することで功績のあった人たちに送られるGRATIAS AGIT賞(ラテン語で感謝の意味)を受賞。10月2日、チェコ外務省のあるチェルニーン宮殿で授賞式が開かれました。
飯島さんの受賞理由はチェコ文化の日本における紹介で、飯島さんがこれまでこつこつと積み重ねてきた数々の翻訳に光が当てられました。授賞式には奥さんのほか、チェコ在住の古い友人たちも出席し、功績を祝いました。
2009年度の受賞者は世界各国の12人+1機関で、外務大臣のヤン・コホウトさんから賞状のほか、記念のメダルとボヘミアガラスでつくられた置物が送られました。
授賞式ではカナダ人のポール・ウィルソンさんが代表してスピーチ。1967年から社会主義体制下のチェコで英語教師をする一方、チェコの伝説のロックバンド「ザ・プラスチック・ピープル・オブ・ザ・ユニバース」に参加したことでも知られています。ウィルソンさんは飯島さん同様、チェコ文学の英語への翻訳も数多くおこなっています。
2009年度の受賞者は世界各国の12人+1機関で、外務大臣のヤン・コホウトさんから賞状のほか、記念のメダルとボヘミアガラスでつくられた置物が送られました。
授賞式ではカナダ人のポール・ウィルソンさんが代表してスピーチ。1967年から社会主義体制下のチェコで英語教師をする一方、チェコの伝説のロックバンド「ザ・プラスチック・ピープル・オブ・ザ・ユニバース」に参加したことでも知られています。ウィルソンさんは飯島さん同様、チェコ文学の英語への翻訳も数多くおこなっています。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
こんばんは。嬉しいニュースありがとうございます。
飯島さんですが、プラハ在住で奥さまはチェコの方でしょうか?
以前ウィーンからの飛行機でお隣だった方のような気がしまして・・
(勘違いだったらすみません)。
Chizuru | 2009年10月 7日 22:16
こんばんは。コメントありがとうございます。ちなみに飯島さんの奥様は日本の方です。
増田 幸弘 | 2009年10月 7日 22:54