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オロモウツの天文時計

2009年10月19日

「オルロイ」はチェコ語で時計を意味しますが、オルロイといえるのはチェコでは二つしかない、とチェコ語学校の先生が言っていたのをよく思い出します。二つしかないものに特別な言葉が与えられていることがおもしろかったからです。

czech_20091019.jpg オルロイのひとつはプラハの旧市庁舎にある天文時計のことで、もうひとつはオロモウツの市庁舎にある天文時計のことです。プラハのものに比べると、オロモウツのものはずいぶんシンプルです。

 中央に占星術の十二宮を示す大きな時計があり、その右側に分針と12時間時計、左側に24時間時計と星座を示す小さな時計が並びます。その下にある大きな時計は、日付、月、曜日の3つの小さな時計があり、大きな時計の周囲はチェコ独特の行事である名前の日を示しています。

 人形があり、からくりの仕掛けが毎正時に見られるはずなのですが、ぼくがいったときは修理中なのか、待っていても動きませんでした。みんな、ちょっとがっかりした表情を浮かべていました。しかし、動いているのを見ても、がっかりするともっぱらの噂です。
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取材担当プロフィール

増田 幸弘

1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。

コメント(2)

人物が写っているので、大きさがわかるね?

でかっ!

いつごろから、時を刻んでいるのだろう?

人形?たいした踊りはしないの?

いわなやまめ | 2009年10月21日 10:46

こんにちは。時計の存在は15世紀にさかのぼるそうですが、社会主義の時代に改装されました。労働者などをモティーフにした人形はゆっくりぐるりと回ります:)

増田 幸弘 | 2009年10月21日 11:56

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi