クリスマスプレゼント
2009年12月14日
クリスマスが近づくこの時期、親しい友人からクリスマスプレゼントが届きます。ちょうど日本のお歳暮感覚なのですが、手作りのものが多いのがチェコらしいところです。
代表的なのがペルニークと呼ばれるクッキーです。このペルニーク、かたちがとてもかわいらしく、クリスマスツリーにも飾ります。ナーホドに住む友人ペトルのお母さんがつくったペルニーク（＝写真）は、魚（コイ）、ブタ、天使、クリスマスツリー、雪だるま、星、鐘、ろうそく、雪だるまなどをモティーフにしていました。とてもきれいに飾り付けがされていて、市販のものよりも見事です。食べてもおいしいペルニークの起源はなんと古代エジプトにあるのだそうです。
ブルノ郊外に住む友人イージーは、自宅の庭でつくったハチミツと、自家製の洋なし酒を送ってくれました。このハチミツでクリスマスのお菓子をつくるように、と手紙が添えられていました。チェコの人たちの心温まる贈り物です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」（白水社）や「プラハ カフカの生きた街」（パルコ出版）などの著作がある。
(2)
お見事ですね。
市販できそうです。
「洋なし酒」って、果実酒になってるの？口当たり良さそうで、呑み過ぎ注意か？
いわなやまめ | 2009年12月14日 07:35
こんにちは。洋なし酒は蒸留酒で、50度ぐらいあります。ものすごくおいしいですよ。
増田 幸弘 | 2009年12月14日 13:54