プラハハムの話
2010年2月 8日
プラハの名前を冠した名物料理は、実はほとんどありません。プラハハムはそんな数少ない名物料理の一つかもしれません。
日本でハムというと、一般的にブタのもも肉やそれ以外の部位の肉を使って加工するハムほか、プレスハムがあります。しかし、このプラハハムは豚のもも肉をそのまま使ってつくっている、正真正銘のハムです（ハムは英語でもも肉の意味です）。プラハハムは日本のハムに慣れていると、はじめのうちは少ししょっぱく感じるかもしれません。しかし、肉の豊かなうまみが口いっぱいに広がることに気づくはずです。お店で頼むとマスタードや、ホースラディッシュ（西洋わさび）が添えられ、一緒に食べることが多いです。
肉屋でも値段は少し高めです。クリスマス市場などでは炭火で焼いたプラハハムが売られ、いつも人気を集めています。パーティーなどでもこうした温かいプラハハムが出ることもあります。炭火で焼いたプラハハムは絶品です。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」（白水社）や「プラハ カフカの生きた街」（パルコ出版）などの著作がある。
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読むだけで、食べたくなりますね?
ビールか、スピリッツだな。
焼いたやつ、食べたい！
いわなやまめ | 2010年2月 9日 15:50
こんにちは。やっぱりビールが合うと思います。とびきりのプラハハムは本当においしいです。
増田 幸弘 | 2010年2月10日 06:20
いいですね〜。
私も大好きです。ビールと一緒に･･･最高〜。
ホストファミリーに新しい家族が増えてまたまたチェコ熱が沸騰中です。
tomo | 2010年2月11日 22:00
こんにちは。上等なプラハハムはほんとうにおいしいですね。
増田 幸弘 | 2010年2月12日 12:26