クトナー・ホラ散策2
2010年2月 1日
プラハがボヘミアの「表の都」だとすれば、クトナー・ホラは「影の都」といってもよいかもしれません。イタリア宮殿と呼ばれる建物が、クトナー・ホラでの王の居城でした。
13世紀、当時の国王ヴァーツラフ2世は、イタリアのフィレンツェから貨幣をつくる専門家をクトナー・ホラに招きました。王宮がイタリア宮殿と呼ばれる由縁です。王宮でもあり、造幣所でもあったこの建物の内部はガイドツアーによって見学することができます(約30分、チェコ語と英語があります)。
ガイドツアーは、クトナー・ホラで造幣されていた銀貨の説明からはじまります。近世に近づくほど、硬貨は大きくなります。しかし、説明によると、初期の小さな銀貨は非常に銀の純度が高いものの、大きなものの純度は低いそうです。
ツアーでは、王家の礼拝堂を見学することができます。礼拝堂は19世紀末から20世紀初頭にかけて再建された際、アール・ヌーヴォーの壁画で装飾されました。
ガイドツアーは、クトナー・ホラで造幣されていた銀貨の説明からはじまります。近世に近づくほど、硬貨は大きくなります。しかし、説明によると、初期の小さな銀貨は非常に銀の純度が高いものの、大きなものの純度は低いそうです。
ツアーでは、王家の礼拝堂を見学することができます。礼拝堂は19世紀末から20世紀初頭にかけて再建された際、アール・ヌーヴォーの壁画で装飾されました。
- 増田 幸弘
1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。
実は妻が乗り物酔いがひどく特にバスは駄目なんです。だからゆったりした個人旅行しか出来ないんです。私プラハに何泊かしながら 鉄道で旅したいと思っています。そこでお聞きします。言葉がわからなくても きっふ゜など なんとか買えるものなんでしょうか。心配なのでなかなか決断できません。鉄道とホテルのことアドバイス頂ければ うれしいです。予定は初秋ごろです。
つーつー | 2010年2月 6日 16:15
こんにちは。コメントをありがとうございます。切符を買うとき、行き先を紙に書いて、窓口で見せるようにしてください。似たような地名もあり、そのほうが間違いもなく安心かと思います。ホテルについては、多くのホテルがインターネット上から予約ができるようになっています。まだ旅行まで間があるようなので、じっくり計画を練って、楽しんでください。
増田 幸弘 | 2010年2月 8日 05:48