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30年戦争の発端になったプラハ城

2010年5月17日

 1618年から1648年まで、今日のドイツに相当する神聖ローマ帝国を舞台に、30年戦争と呼ばれる長期におよんだ戦争がありました。当時、プラハは神聖ローマ帝国の中心的な街のひとつでした。この戦争はヨーロッパ中を巻き込み、最後の宗教戦争ともいわれます。

czech_20100610.jpg.jpg この戦争の発端はプラハ城で起こりました。カトリックとプロテスタントという宗教的な対立を背景に、プロテスタントの市民がプラハ城に乱入し、国王顧問官らを窓から投げ落としたのです。

 顧問官らは命を奇跡的に取り留めます。投げ落とした窓から覗くと、かなりの高さがあり、ほんとうに奇跡的だと感じます。カトリックの人びとは聖母マリアが奇跡を起こしたといい、プロテスタントは糞の山のうえに落ちたからだと揶揄しました。

「窓外投擲事件」と呼ばれるこの事件のあと、ボヘミアはフリードリヒ5世を国王に迎えるのですが、ハプスブルク家は1620年の白山の戦いでプロテスタントによる反乱を鎮圧し、ボヘミアの支配を強化することになりました。

(写真は、顧問官らを投げ落としたプラハ城の窓)
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取材担当プロフィール

増田 幸弘

1963年東京生まれ
スロヴァキアの都・ブラチスラヴァ在住のフリー記者。
ヨーロッパ各地を取材しながら、日本でも取材。新聞・雑誌に特集記事や連載記事を執筆している。
「プラハのシュタイナー学校」(白水社)や「プラハ カフカの生きた街」(パルコ出版)などの著作がある。

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