南国を感じる!ボタニカルガーデン
2011年7月 4日
4月2日のブログ(グアムでボタニカルアート)に記載したボタニカルアートの個展は、3月11日の震災の関係で中止とし、11月にスケッチ旅行を実施することになりました。
先日、スケッチ旅行に先立ち、ボタニカルアートの高橋京子先生がご主人とグアムに下見にいらっしゃいました。グアムならではのワイルドフラワーを探しに、淡路島ほどの大きさのグアムを北へ南へ。「グアムの植物も興味深く、おもしろい」と先生のコメントを聞き、案内人としても安心しました。マリアナ諸島独自の草花や木々のほか、日本ではなかなか目にできない熱帯植物や果物の木を、11月に思う存分描いていただきたいと思います。ジャングルや草原、海岸線での植物のスケッチのほか、植物園もまわる予定です。もちろん、私も受講生として筆を持ちます。
さて、グアム大学の近くに位置する植物園「サンキョー ガーデン」は、植物好きな方に人気のスポットです。ここにはグアムらしい植物のほか、東南アジア、熱帯地特有の木々や草花が咲き誇り、アフリカ、マダガスカルでおなじみのバオバブの木まであります。ハイビスカス、プルメリア、ブーゲンビリア、パパイヤ、ジンジャーフラワー、ヤシの木、アセロラなど果物の木が見られます。
◎私のお気に入りのワックスパイン
◎ジャックフルーツもなっています
◎南米原産のロストラタもあります
◎ビタミンCが豊富なアセロラも!
また、アチョーテ(ベニの木)の実のパウダーは、かつてチャモロの男たちが戦いに挑むときに顔料として使用。表情が強面になるように化粧を施したといわれます。現在はチャモロ料理に欠かせないレッドライスの色付け、チャモロBBQのディナンシンソースの香り付けのスパイスとして使われています。アチョーテの花のシーズンは終わってしまいましたが、イガ栗のような殻の中にある真っ赤な種子を見ることができました。手のひらでふわっとつぶれる感覚がなんともいえません。
◎チャモロの生活文化に根付くアチョーテ
◎アチョーテの実をつぶすとパウダーになります
ここではのんびり散策しつつ、南国の自然にふれられます。入場料は15US$。
園内をまわり終えるころ、休憩所で冷たい麦茶とフルーツのサービスがあるのもうれしいです!
◎くつろぎのティータイム
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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