小さな旅☆グアム南部を訪ねる
2012年6月 1日
淡路島ほどの大きさのグアム島。観光客の多い中心部タモンより車で40〜50分ほど南下すると、グアム最高峰ラムラム山(406m)をはじめ、赤土の山々が連なります。海も空気もきれいで田舎の雰囲気が味わえ、道路沿いの木々の種類も一変。メリッソのあたりには、中心部とはまったく違う速度で時が流れています。300年以上にわたるカソリック大国スペイン支配の名残りからか、マゼラン寄港以降、多くの宣教師達がこの島にも布教のために立ち寄り、現在でもカソリック信者が多く暮らします。そのため、島のいたるところに人々の精神のよりどころとなる教会堂が立ち並びます。グアム首都のアガニャ大聖堂にはグアムの守護聖人「聖母マリア・カマリン」が祀られていますが、そのカマリン像はグアム南部のメリッソ海岸でカニの背中に乗って流されているところを漁師が発見したと、言い伝えられています。このメリッソはスペイン風の民家やグアム最古の僧院など、見どころも多い村です。
★カマリン像が発見されたといわれる海岸地区の公園
★1856年創建、グアム最古の僧院「エル・コンベント」
★メリッソ村には 1917年建造の趣きある鐘楼も
★自然の造形美が魅力のイナラハンの海
★潮騒が心地よい天然プールもイナラハンの名所
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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