グアム歴史散策☆戦跡を訪ねて
2013年1月14日
1941年12月8日未明の真珠湾攻撃の数時間後に、日本軍によるグアム空襲が行なわれ、12月10日にグアムは日本軍が占領、『大宮島』と改称しその後31カ月に統治といわれます。奇しくも12月10日は私の誕生日なので縁を感じ、グアムの戦跡に興味を持つようになりました。リゾート地らしい風景の続くタモン湾の海岸を歩いていると、日本軍の大砲やトーチカなど太平洋戦争の名残りを多数、目にします。アサンビーチは上陸作戦が行なわれた地で、現在、太平洋戦争国立歴史公園となっています。丘のふもとには、日本軍による防空洞窟もみられます。また、太平洋戦争国立博物館には、アメリカ側の視点による太平洋戦争の写真展示やビデオ上映などがあり、とても興味深く勉強になります。そして、最後の激戦地となったニミッツヒルには未だ危険物が残るといわれています。また、タモンのツーリストエリアから車で15〜20分ほどのジーゴには、太平洋戦争で戦った日本人の戦没慰霊碑もあります。美しい青空と白い砂浜と海岸の続くグアムが日米の激戦地となったという過去を時々思い出し、訪れる人々にも伝えたいなと感じます。
★太平洋戦争国立歴史公園にある防空洞窟
★太平洋戦争国立博物館は入館無料。日本語表記、音声もあります
★ニミッツヒルの本田台におかれた日本軍司令部壕
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
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