4月12日 イースターに向けて
2020年3月31日
今年もイースターシーズンがやってきました。イースターは春分の日の最初の満月の次の日曜日で、2020年は4月12日となります。その日(復活祭)までの日曜日を除く40日間、日曜日を入れた46日間が受難節(四旬節)と呼ばれます。断食を意味するゲルマン系の言葉から「レント」と呼ばれるこの時期、多くのキリスト教信者は十字架上のイエスの死を偲び、悔い改めとともに真摯な祈りに努め、し好品を避け食材にも配慮した日々を送ります。かつては、イスラム教徒のラマダンのような厳しい断食がキリスト教徒の間でも行なわれていましたが、現在ではこの時期に生命を持つものを断つ、卵から生まれるものを断つ、かたい殻をもつ果物を断つといった厳しいものから、緩い規則のものまで宗派によって違いがあります。グアムでは肉類と乳製品、卵などをこの時期に食べないのが一般的のようです。おりしもコロナウィルスと重なり、質素に生活を改めている私にとって、レントの期間、いろいろなことを宗教を超えて考えさせられる時でもあります。久しぶりに山に登ろうかと思案中です。(過去のブログ→クリック)
☆以前も紹介しましたが、イースターの早朝にウマタックより信者の多くが登る、ラムラム山脈フムジョンマングロ山頂の十字架群。今年はコロナの件もあり、多くの信者が祈りを込め登るのでは
- 桃井智子
元ツアーコンダクター。
2009年12月、思いがけずグアムへ移住することに。
以来、島でのスローな生活を楽しみつつ、ときおり、リゾート地ならではのおしゃれなレストランやバーの雰囲気も満喫。自宅ではマクロビオテック料理を作っている。
趣味は料理、ボタニカルアート、ヨーガ、マラソン、絵画鑑賞。
アクティブシニアをターゲットに、「スロートラベル」がコンセプトのコンドミニアムを開くのが夢。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。