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「大黒さんま」と「ふらの和牛」

2008年10月 1日

 もう30年近く前になるが、僕はその現場を目撃した人全てが驚くほど、若いころは大食いだった。もちろん、ギャル曽根さんみたいな特異体質的超巨大胃袋ではないが、周囲を感動させるくらいの大食いではあったようだ。超極貧生活をしていたその当時、勤務していた会社の近く、札幌の狸小路という商店街で300円食べ放題というランチタイムの「サンマ定食」をよく食べた。ごはんだけは食べ放題のこの店で、僕はいつも丼で4杯以上のごはんを食べ、ときには店員にそれ以上食べないほうがいいととめられることもあった。おかずは焼いたさんま1匹だが、極貧の僕には、まさに魚の王さまは、サンマ以外にありえないと思わせるほど崇高な存在だったのだ。

「大黒さんま」と「ふらの和牛」01「大黒さんま」と「ふらの和牛」02 秋の味覚の代表選手「サンマ」といえば、北海道では道東の根室、釧路あたりのものがスーパーに並ぶ。しかし、最近、その釧路と根室の中間地点でもある厚岸町の漁業協同組合直売店が販売している「大黒(だいこく)さんま」がうまい!と漁師の息子として育ち、なぜかプロカメラマンになった友人が送ってくれたのだ。早速、うちの奥さんがさばいて焼いてくれたが、脂ののりが抜群、刺身もうまい。残念ながら10月上旬までしか販売してないがWebでも購入可(http://www.a-uroko.or.jp)。垂直に尾をつかむとピーンと一本立ちするほど、しっかりしたサンマ。まだ買えるかな?。

「大黒さんま」と「ふらの和牛」03 さて、北海道洞爺湖サミットもとりあえず終わり、北海道もやや落ち着きを取り戻した。たまたま当社は、サミットの前後に何らかのカタチで環境問題に関わる仕事が増え、子ども向けの環境問題の本をつくったり、CO2対策のシンポジウム取材などをしていた。そんな中、依頼を受け、サミットの外国人記者団メンバーに配布するという目的で英文のチラシを制作。それはTVドラマ「北の国から」ですっかり有名になった町の名前がついた世界屈指のおいしさといわれる「ふらの和牛」のリリース用なのだ。

「大黒さんま」と「ふらの和牛」04「大黒さんま」と「ふらの和牛」05 松坂牛や神戸牛にも匹敵する味と評されるこの肉は、上富良野にある谷口ファームという巨大な牧場1カ所でのみ生産されている黒毛和牛なのだ。富良野ならではの清冽で澄んだ水と空気が牛に与えるストレスを和らげ、口溶けのよいジューシーな肉に仕上げている。この谷口ファームの谷口喜章常務に聞くと、牛の数は約3800頭と日本最大級。首都圏などの有名デパートなどでもフェアなどで販売されたりすることもあるようなのでこれからますます注目。肉好きグルメ垂ぜんの的なのだ。


「大黒さんま」と「ふらの和牛」07「大黒さんま」と「ふらの和牛」06
 
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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi