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青春時代を思い出させる、グランド居酒屋富士

2010年4月 3日

ボクは札幌にある北海学園大学という学校の経済学部で勉強した。今から30年以上前の話なので、その時代の人ならよく分かると思うのだが、勉強よりもマージャンやパチンコに費やした時間のほうが多かったような気がする。特に大学1・2年はほとんどそうだ。2年の秋に大学のマンガ研究会に入った。もともと手塚治虫オタクだったので、話の合うメンバーも多く楽しい学生生活がより楽しくなった。

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そして3年になると同時に、もう一つの熱狂していた趣味だったプロレスを好きなもの同士語り合い、プロレスをしあえる会、プロレス研究会を大学で設立した。初代会長になったボクは、メンバーのプロレスに対する熱い思いを結集したミニコミ誌「闘う男たち」を発行。このミニコミ誌が高く評価され、やがて全国的にもファンの間で知られるようになる。創刊号はみんなでコピーしてつくったものが、2号からは印刷・製本し、3号には広告も掲載され、4号はぶ厚いものになり、当然ながら札幌の主要書店で一般雑誌とともに販売されるようになっていた。

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当時はプロレスの団体といえば、アントニオ猪木率いる新日本プロレス、ジャイアント馬場率いる全日本プロレスの2つがメインだったが、何れの団体も札幌でプロレス興行があると協力要請があり、ポスター貼りのアルバイトや、リング設営のアルバイト、チケット販売の協力をよくしたものだ。

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そんな青春時代に、よく宴会で使わせてもらったのが札幌はススキノに今もドーンと変わらずにある「グランド居酒屋富士」だ。当時は学生なので一人2500円くらいでみんなで宴会をやり、よく宴会場でメンバーそれぞれの得意技、好きなプロレスラーのモノマネをやった。以前にも書いたが、昨年はこのグランド居酒屋富士でプロレスラーのサスケさんと飲みながら、ボクの得意技であるカンガルーキックについて大いに語ったものだ。

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30年前に来たこの店が今も堂々と2・4Fは個室、5・6Fは宴会場と、ダイナミックなスペースで営業してくれているのがうれしい。しかもボクの大好きな殻付カキ(280円)や、工夫をこらした道産素材の料理がメチャうまい。今でもひとり2000円~3000円で楽しめるというのも、30年前と余り変わらないような気がする。値段の安さと、料理のうまさ、大人数でもカバーできる広さがこの店の魅力だ。

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今はボクのつくったプロレス研究会は解散してないらしいが今の新日本プロレスの社長も、このプロレス研究会のボクの6年ほど後輩だというのが最近わかった。場合によっては、ボクもプロレスの道に進んでいたのかもしれないと、グランド居酒屋富士で飲むたびに思うのである。

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〈グランド居酒屋富士すすきの店〉
HPアドレス:http://www.grand-fuji.co.jp
住所:札幌市中央区南5条西4丁目富士会館ビル

 

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi