中国菜家 季璃香
2010年11月 4日
10月24日、ザ・グレートサスケさんよりメールあり、プロレス団体「ノア」の札幌での試合にゲスト参加するということで早速観戦。若きマスクマン、剣舞(けんばいと読むそう)くんとのタッグで「第4回日テレ杯争奪ジュニア・ヘビー級タッグリーグ戦」に参戦するサスケさんは、前にお会いした時より体重を10キロ絞り、よりスピーディーな試合を見せてくれた。
試合後、サスケさん、剣舞くんを誘い、友人たちとともに札幌は裏参道にあるプロレス好きな店主、よっちゃんのいるお寿司やさん「鮨和」へ向かう。よっちゃんは学生時代、柔道部から野球部(キャッチャー)へ転身した、マンガの「ドカベン」そのもののような人。ボクとよくプロレスの話をしつつ、お互い腰痛というウィークポイントを抱え、それでいていつか日本武道館で勝負しようとほざくプロレスフリークなのだ。さすがプロレスラー2人を含む5人のグループだけあり、店のシャリを全て食べ尽くして、ススキノの居酒屋へさらになだれ込むのだった。
さて、札幌都心部で今最も話題を集めているのが、大通公園に面したカドに新しく誕生したビル、「大通ビッセ」だ。もともとは、かつての北海道拓殖銀行本店のビルがあった、札幌人にとって最も記憶に残る場所で、現在は1Fに北洋銀行、2Fに大和証券、3F、4Fにはテナントが数軒入っており、ランチタイムには周囲のビジネスマンなどで飲食店には行列ができることも珍しくない。
なかでも4F中国菜家「季璃香(きりか)」は1時間待ちと札幌では珍しい超行列状態になる。「そんなんだったら、いつになったら食べられるんだよ―!」とグルメ本などの著作もあるFM北海道食通パーソナリティー水本香里さんにメールし、ディナータイムに予約を入れていただいた。
5500円(税込)のコースの前菜はカルトメニューにもある「九龍(クーロン)前菜」。オーナーシェフ石井登さんのコレクションでもある器に合わせ、9種類の前菜が並ぶように受け皿をオーダー。このつかみともいえる前菜に始まり、あとは石井さん独特のオリジナリティーあふれる料理の世界に突入。誰もが石井ワールドのとりこになってしまうのだ。もちろん景色も最高、札幌へ来る時は、まず予約してみるのがいいかも。
中国菜家 季璃香
札幌市中央区大通西3丁目7番地大通ビッセ4F
TEL:011-219-2180
URL:www.kirica.jp
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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