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新洋食 KAZU

2011年11月10日

ボクの年代だと、生まれて初めて家で食べたスパゲッティが、ケチャップで味付けしただけのものだったり、高校生ぐらいまでは、スパゲッティとはナポリとミートの2種類が全てと思ってた人が少なくないと思う。もちろん、ピザという食べ物を目撃したのは、ボクの場合、さらに数年あとというくらい田舎の少年だったのだ。

 

ペスカトーレなんていうのは初めて食べたのは23歳の時だったと思う。そんな時代に生きてきたから、スパゲッティにカレーライス、オムライス、チキンライス、ハンバーグなどといった洋食の代表メニューたちに、何とも言えない懐かしさを感じるのがボクたちの年代なのかもしれない。

 

 

北海道の洋食のルーツといえば、我が故郷、函館で、今も堂々とがんばっている「五島軒」に始まる。何といっても初代料理長だった五島英吉さんは、その昔、土方歳三が戦ったことで知られる箱館戦争に参戦していたというくらいのラストサムライ。明治12年に函館の富岡町でパン屋を開業した若山惣太郎とともに開業したパン、ケーキ、ロシア料理の店が五島軒のスタートと伝えられている。

 

 函館市民であれば、市内数店舗ある大衆的な洋食店・五島軒でさまざまな思い出があると思う。ボクの場合は、中学1年生の時に、函館市民会館の中にあった五島軒でラーメンを食べたことを鮮明に憶えている。向かいの席に座った1年先輩に、「ラーメンのツユを飛ばすな!」と注意されつつ、なんと当時80円だったラーメンを美味しく平らげたのだった。

 

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そんな洋食屋さんという、ちょっぴりレトロで懐かしい感じのするカテゴリーのお店を取材した。札幌の都心部に7月オープンしたばかりの「新洋食KAZU」だ。新洋食といっても創作洋食という感じではなく、あくまでも基本に忠実でありながら、道産食材の美味しさを堪能できるような洋食をと、オーナーシェフの古田一美さんが腕を振るっている。

 

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温かみのある木の質感がカジュアルなムードを醸し出す30席ほどの店内。ハッシュドビーフやカレーも人気メニューだが、道産食材の新鮮さが魅力の「士別サフォークのタタキ風柚子風味ドレッシング」1260円もたまらんのです。ワインも飲んだくれ親父であるボクにとってはうれしいお手頃プライス。気軽に楽しめる洋食屋さんなのだ。

新洋食 KAZU
札幌市中央区南1条西5丁目プレジデント松井ビル100 地下1F 電話011-252-3711 日曜定休

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取材担当プロフィール

浅井 精一

いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。

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