またラーメンです
2012年10月13日
暗黒大陸という異名を持つ臓器といえば小腸。6から7メートルあるということなので、実際に見たわけではないが、何かあっても調べるのが昔は大変だったらしい。
今はダブルバルーン内視鏡とかカプセル内視鏡とか、名前を聞いただけで、お主なかなかやるな という感じの小腸探検隊マシーンが活躍している。
その小腸を悪くしてしまい5日間、絶食入院した。入院中は、でっかいどー北海道!と言ってる場合ではなく、食べたいものが魔法のように脳裏に浮かんでくる。退院したらまず何を食べるか5日間そのことばかり考えてしまった。
そしていざ退院してみると、すっかりちぢこまってしまった胃袋は、かなり遠慮がち。膨らんだイマジネーションにはほど遠い食事になっていた。
そこで復讐のため(なんの?)行ったのが、我社から歩いて5分、札幌の名店「すみれ」の系譜を継ぐ正統派、「らーめん・いおり」に突入。
鶏ガラとトンコツ、野菜いろいろを弱火で煮込んだスープに味噌ダレを一杯ずつ焼いて合わせる。このこってり感が5日間の絶食もこの瞬間のためにあったのかと思わせてくれる。生まれてきてよかった。
「らーめん・いおり」札幌市中央区南4条西16丁目2の20 月曜定休 地下鉄西18丁目駅から徒歩5分
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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