ミシュラン三つ星のフレンチ、モリエール
2012年12月 3日
ミシュランガイド北海道で三つ星を獲得した4店中の1店。札幌のフレンチの第一人者、中道博シェフが創業した札幌で最も有名なフレンチレストランモリエールを取材した。
現在は中道シェフに代わって厨房を取り仕切る今シェフが、モリエールテイストを守っている。打ち合わせにいらしたらしい中道シェフいわく、今シェフは僕より長く7年フランスで修業した勉強家、センスもいい。
いざ本題の取材に入ると、料理撮影に関しては異常なほど、みんな真剣。ただひたすら美味しい料理をどのように生み出すか、その一点のみに集中し、互いの意見を吸収する中道シェフ、今シェフ。そして全てのスタッフが集中しながら、この料理撮影は進んでいく。だから三つ星なんだなあーと納得。
札幌の円山公園が窓からまるで四季を表現する絵画のように見えながら、広すぎず狭すぎない空間、けして高くない天井。全てがバランスよくできている。だからそれも三つ星の証明。東京ではなく札幌だから、料金も手頃。北海道を代表するフレンチだ。
レストラン モリエール
札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1 ラファイエット宮ヶ丘1F
TEL 011-631-3155
HP http://www.sapporo-moliere.com/
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成（といっても面識は無い）。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド（札幌・社員24人）代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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