見どころいっぱい!函館・五稜郭
2016年6月30日
子供の頃、好きなテレビの時代劇に「燃えよ剣」というドラマがあった。新選組を描いたもので、主演の土方歳三役、栗塚旭(出身/札幌)のカッコ良さに、小学生だったボクはすっかりあこがれていたのだ。
それがきっかけで、新選組に興味を持ち、京都に新選組にまつわる歴史的なスポットを見に行ったりした。土方歳三といえば、その最後は、ボクの生まれた故郷でもある函館になる。榎本武揚が占拠した五稜郭。箱館戦争が勃発し、榎本軍に合流した土方歳三はこの地で戦死する。
そんな歴史を伝えるのが、五稜郭公園の入口に立つ五稜郭タワーだ。1964年に創業し、2006年に新しくなったタワー。高さは107mで1階の売店から2階の飲食スペース、展望1階では五稜郭の星形の眺望を楽しめ、展望2階では眺望と歴史を学べるスペースになっている。
また、この五稜郭タワーのすぐ側には有名な函館限定ハンバーガー店「ラッキーピエロ」や地元で人気のラーメン店「あじさい」もあるので、函館グルメを満喫しようと思っているのなら一網打尽にするチャンス。
そして五稜郭公園に入ると、まさに「夏草や兵(つわもの)どもが夢の跡」といった感じで、西洋式城郭を見ることができる。そしてさらに進むと復元された箱館奉行所を見ることができる。
箱館奉行所は幕末の箱館開港により設置された江戸幕府の役所で、奉行所の防衛施設として築造されたものだ。五稜郭タワーに復元された箱館奉行所、何れも函館の歴史を知る見逃せない見どころの一つなのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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