迫力満点の御朱印と神秘性あふれる神社
2016年10月27日
前回も北海道の神社を紹介したが、今回も引き続き神社を紹介したい。JR小樽駅から徒歩3分程度。この御朱印ブームもあり、地元の人たちだけではなく、旅行客も参拝に足を運んでいるのが龍宮神社(小樽市稲穂3丁目22-11 TEL0134-22-4268)だ。
平成20年に麻生太郎元総理がこの龍宮神社を訪れ、参拝後総理になったということもあり、開運祈願、出世祈願のご利益があると全国的に有名になったようだ。
麻生元総理は戊辰戦争時代の明治政府軍で中心人物だった大久保利通氏の子孫。そして龍宮神社を建立したのが、旧幕府軍のトップだった榎本武揚だったので、榎本武揚没後100年記念祭で「100年目の仲直り」と麻生元総理がおっしゃられ、参拝に来られたということだ。現在も麻生太郎参拝時の記念植樹というのが境内にある。
1869(明治2)年、榎本武揚が小祠を設け、遠祖である桓武天皇を奉祀。その後北海道移民のために「北海鎮護」の額を献納し、改めて神社として創祀したと記録されている。
現在の宮司は5代目の本田公祐さん。先祖が榎本武揚から依頼を受けて宮司になったそう。平日は小児科医として勤務しているため、御朱印希望の場合は事前に連絡した方が安心できそう。
境内には麺処 龍仁(たつじん)というラーメン店があり、あんかけ焼きそばや極上味噌ラーメンが人気だ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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