コロナ時間におすすめの北海道本なのだ
2020年5月25日
北海道は桜の見どころの時期とゴールデンウイークが重なる。
今年は外出しないよう呼びかけられているので、
そういう意味では桜を満喫できた人は今年少ないかもしれない。
外出ができないということは、家で飲むことが多くなるということで、
ボクの場合は家で一人、ただひたすら飲むというスタイルだ。
それでも60歳を過ぎて少しは健康のことも考えるようになり、
缶ビールについては350mlを1カンのみ、極力あとのビールは
ノンアルコールビールに切り替えることにした。
もちろん、日本酒、ウイスキーも飲むことは変わらないのだが。
それでも、ノンアルコールビールの意外とスッキリとした美味しさに、
これでいいような気分になってきたのだ。
アルコールもカロリーもゼロ。何だか非常にヘルシーなことをしているような勘違いも交じり、
妙な満足感さえ生じてくる。
しかも検査して分かったのだが、生まれて初めてγ-GTPの数値が50と100を切ってしまったのだ。
かつて数値が2100とか、測定不能と言われた事さえあるγ-GTPが50という健全な状態になり、
うれしさとともにどこか寂しいような気がし、「だって人間だもの」。などとつぶやいてしまうのだった。
そんな外出ができないときの強い味方のひとつがやはり本ではないだろうか。
そこで久々当社で制作した本や北海道にゆかりのある本を少しだけ紹介したい。
●「札幌パン便り こだわりのベーカリー案内」(メイツ出版)は、全国的にパンブームなのか、
札幌でも人気のパン屋さんが増えてきて、札幌のパン屋さんを50軒ほど紹介している本なのだ。
●「函館素敵なカフェ&お店案内」(メイツ出版)は、道南の異国情緒ある街、函館にある個性的なカフェを紹介した本。
函館に特化した本はそんなに多くないので、地元でも結構売れているらしい。
●「地図で楽しむ北海道」(洋泉社)は、北海道の歴史を地図を交えながら検証していく本。
北海道民であっても知らない歴史がいっぱい。読みごたえのある一冊。
●「高齢者に喜ばれるマジックレクリエーション」(メイツ出版)は、
高齢者施設などで勤務される人たちにニーズがあるということで、
札幌のベテランマジシャン・沢しんやさんにお願いして図解入りで簡単マジックを紹介。
見る人たちにとっても分かりやすいマジックを集めた。
●「曙に咲く」(柏艪舎・蜂谷凉著)は、
北海道開拓時代に北海道の畜産発展に貢献したエドウィン・ダンとその妻・鶴さんのストーリー。
小樽在住の作家・蜂谷凉さんが北海道ではポピュラーな偉人ではありながら、
あまり知られてはいない当時の日本人妻にも光をあてた愛の物語は北海道人ではなくとも感動する一冊なのだ。
コロナ時間を少々酒を楽しみながら、読書三昧するのも一つの楽しみかもしれない。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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