大通公園でバラの香りのシャワーなのだ
2020年6月24日
僕の場合は明らかにお酒の方が好きだが、女性の皆さんの場合、
花が好きな方がやはり多いのか、札幌の大通公園西12丁目のバラ園には、
このコロナ禍のやや勢いがなくなったところを見計らったように、
ボチボチではあるが60代、70代くらいの女性を中心に訪れる人が増えてきている。
大通公園は札幌市市街エリアの主役ともいうべき公園なのだが、
今年はコロナ禍ということでYOSAKOIソーラン祭りをはじめ、
さまざまなイベントが中止になり、すでに来年のさっぽろ雪まつりや、
人気イベントのさっぽろオータムフェストも縮小してコンパクト開催が計画されている。
当然ながら、札幌の夏はやっぱり大通公園のビアガーデンでしょー!という声も聞かれるが
ビアガーデンもやっぱり中止。今年は各自、家庭で一人ビアガーデンという声も聞こえてくる。
それはともかく、その大通公園の西側にひっそりと佇んでいるのがこのバラ園なのだ。
シンメトリーに造られたこのバラ園には、なぜか獅子像が設置されていて、
よく説明を読んでみると瀋陽故宮の二柱門の獅子を模したもので
札幌市と瀋陽市との友好提携25周年を記念して設置されたものなのだ。
ほかにもバラ園北側にポートランド(アメリカ)のバラやミュンヘン(ドイツ)のバラも配置されている。
ワンちゃんを散歩させながらバラを見る人、スマホでバラを撮影している人など、
こんなに人は花がすきなんだなあー、それに引き替えこの僕は酒ばかり・・・。
それでも最近はノンアルビールも飲んでいると言い訳をしつつバラの香りでいっぱいのバラ園を通りすぎるのだった。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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