愛嬌たっぷりナウマン象のオブジェなのだ
2020年12月22日
クローン技術でマンモスを復活させるという試みが研究者の間で進められている。
60歳を過ぎて人生後半にすっかり入ってくると、子どもの頃からナゾだったことが、
生きているうちにどこまで解明されるのか、時々考えてしまう。
そういう意味でNHKでダイオウイカの動く映像を見たときは感動した。
例えば10年後に生きたクローンマンモスを映像でも見ることができたらきっと大感激だろうなと思う。
北海道には忠類という帯広方面にある地域がある。
かつては忠類村という村名だったが隣接する幕別町に編入合併され幕別町の一部になっている人口約1800人ほどの地域だ。
1969年にマンモスとは違うがナウマン象の個体がほぼ揃った化石が発掘され、
日本初の全身骨格復元に成功したことから、ナウマン象がこの地域のシンボルになった。
札幌から車で約3時間。忠類の山奥に取材で向かう途中、道の駅忠類に少しだけ立ち寄ってみた。
道の駅にはナウマン温泉ホテルアルコ236が隣接。
その反対側には一瞬、キグレ大サーカスかと思うほどの愛嬌のあるナウマン象親子のオブジェがある。
どうやらそこはナウマン公園、そしてその奥に見えるのが忠類ナウマン象記念館のようなのだ。
取材の都合でゆっくり見ることはできなかったが、
この道の駅でも販売されていたレトルトカレー「どろぶたカレー」や
ソーセージ、ベーコン、生ハムなどで知られるエルパソ豚牧場に向かった。
約1000頭の放牧豚が寒空の下、元気いっぱいに動きまわっていた。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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