北海道の絶景に感動する1冊なのだ
2021年6月22日
北海道もいよいよ緊急事態宣言期間が終了し、大喜びで飲み歩く人が増えるのではと思っていたら、
そこはやはり大人の道民連合。あわてず騒がず落ち着きながらも時々ほくそ笑むのをマスクで隠しながら、
狸小路やススキノをひそかに飲み歩くオヤジが多いのだった。
そんなまるで禁酒法解禁を思わせるタイミングでありながらも、札幌ではオリンピックのマラソンなどが開催される。
ここは飲んで騒いでる場合ではないのだ。
お酒もほどほどにして、こんな時こそ家でじっくり読んで欲しい
当社で制作した本を、前回に引き続き紹介してしまうのだ。
個人的に一番制作に関わったのが「10歳からの美術の歴史」(メイツ出版)。
美術史の専門家である札幌大谷大学芸術学部美術学科の下濱晶子教授に監修をお願いし、制作した子ども向けの美術史の本だ。
特にこの本の制作がきっかけで僕はすっかり西洋美術史にのめり込んでしまい、
今では札幌のNHK文化センターで下濱先生のルネサンス期を中心とした美術史の講座を毎回受講しているのだ。
ちなみに何が面白いかというと、技法や時代背景などを知ることによって、
その絵が持つ本当の意味に初めて気がつけるという発見につきると思う。
この本は子ども向けながらかなり精度も高く、大人でも十分楽しめる本になっている。
まさに教養は人生のスパイスであることを教えられる一冊であると酔っ払いオヤジながら思ってしまうのだ。
次に紹介するのは「13歳からの身になる読書術」(メイツ出版)。
現役の中学校社会科教員の大居雄一さんが原稿を書き、当社が制作した本だ。
今こそ読みたい&勉強にも役立つ200冊を大居さんが独自の視点で選定。
中学生はもちろん、大人も楽しめる本なのだ。
コロナ禍の中、これからじっくり読んでみたい本のナビゲーターとして興味深い本なのだ。
そして緊急事態宣言期間が終了した今こそ、
価値ある一冊になりそうなのが「北海道絶景ドライブ」(ぴあMOOK)。
特に巻頭の北海道絶景8傑は、北海道でこんな素晴らしい景色が見られことに北海道民もビックリ!
北海道もなかなかであることを再認識できる。
写真中心でわかりやすく、北海道を車で旅したいという方にはおすすめなのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
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