ちょっと質素なイルミネーション
2021年12月16日
最近何かで「ころんだら、骨折だけではすまないかも」と高齢者に向けた広告コピーを発見。
まさに雪道で滑って転んだら、もう無事ではすまないかもという恐怖感が頭をよぎる。
若い頃には絶対ない感覚だ。特に雪の降りはじめは滑る道に慣れていないので
下を向きながら小さな歩幅で歩くことになる。
急ぎの用事があっても全く早く歩けない状態なのだ。
おまけにマスクをしているとメガネがくもり、何も見えない状態でアイスバーンを歩くことになる。
今年はまだ雪がほとんど積もっていない大通公園を「いや〜もう41回ですか〜」などと
マスクを付けたオヤジたちが口にしながら、チドリ足で歩いていたりするのだ。(ボクではありません)
1981(昭和56)年から始まり、今年で41回目となる「さっぽろホワイトイルミネーション」。
このイベントがスタートした頃はボクもまだ20代前半で元気いっぱいの年頃。
当時の若者男子はこのホワイトイルミネーションを一緒に見に行こうと言って
女子を誘ってデートしたりしていたのだ。(ボクではありません)
今年の12月は札幌も例年より雪が少なく、大通公園も土が見えている状態で、
そのせいか華やかさが今ひとつ。それにコロナ下であるという遠慮も幾分あったりして、
ちょっと自粛気味なイルミネーションなのだ。
他の地域で絢爛豪華なイルミネーションを見たことある人には、少々物足りないのではないだろうか。
それでも大通会場は12月25日まで、駅前通会場は2月12日まで、南1条通会場は3月14日まで
イルミネーションを点灯し、クリスマス時期は24時まで点灯する。
もしも札幌にいらしたのなら、足元に気をつけながら、ちょっと質素、でも綺麗なホワイトイルミネーションを見ていただきたいのだ。
- 浅井 精一
いつのまにかすっかりオヤジになってしまったことに気がついた昭和34年生まれの男。函館出身で母校の函館西高の大先輩が北島三郎、一年後輩が辻人成(といっても面識は無い)。札幌の大学を卒業後、タウン誌編集や10年以上ホテルマンを経験するなどして、現在は編集プロダクション(株)カルチャーランド(札幌・社員24人)代表。手塚治虫マニアであること、昭和40年代のプロレスファンであることで、ごく一部に有名。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。