冬の京都は町家でほっこり♪
2010年1月29日
大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
2010年も京都の魅力をたくさんお届けしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします!
1月の京都は、なかなかいい感じに冷え込んでおりますが、
春・秋の観光シーズンと比べると、人もぐっと少ない時期なのでオススメ!
先日清水寺に行ったら、舞台の上も人が少なくてゆっくり拝観できましたよ。
京野菜もおいしくなる時期なので、冬の京都、実はすごくすてきなんです。
さて、京都観光に来たら、甘味処は必須ですよね?。
そして、せっかくなら京都らしい町家のお店で...っていう方も多いですよね。
そこで今日は、雰囲気がとってもステキ&おいしい甘味処をご紹介します。
まずひとつめは、いつも観光客の方たちでにぎわっている祇園のお店。
石畳がすてきな白川南通にある、「ぎをん小森」さんです。
ここは元々お茶屋さんとして
使われていた建物を改装していて、
外の様子からも THE京都
な雰囲気がプンプン漂っています。
中もとてもすてき! そしてとても広いのです。
立派なお茶屋さんだったんだなぁということが伺えます。
お店の横には白川が流れているので、
窓際の席に座れば川の流れを楽しみつつ
休憩できますよ。川沿いには柳があり、
葉がゆらゆら揺れる様子も風情たっぷり。
メニューはいろいろありますが、
やっぱりパフェは人気ですね。
これは抹茶プリンが入った、
抹茶プリンパフェ。
抹茶の香りがたまらない?!
パフェのほかには、あんみつやぜんざい
などがあります。 祇園にはたくさんの甘味処があり、お店によっていろいろ特長がありますが、京都らしい雰囲気を楽しみたい!という人には、間違いなく喜んでもらえますよ。
もうひとつは、オフィスビルが多い四条烏丸近くです。
え?オフィス街?と思った方も多いのではないでしょうか。
実は、オフィスビルが立ち並ぶ烏丸通の近くには、
室町通や新町通という通りがあって、
ここは昔、呉服に関するお店が多かった通りなのです。
なので、この辺りは大通りから少し外れると京町家がたくさんあるんですよ。
その中でおすすめは、「三丘園」さんです。
お茶の産地・宇治に本店があり、ここは「京綾小路店」です。
ここはなんといっても、坪庭がすてきです。うなぎの寝床と呼ばれる細長い町家は、
どうしても建物の中で空気がこもったり、部屋が暗くなったりしがちです。そこで、こうやって中央に坪庭を作り、ここから光や風を採り入れていたんですね。
昔の人の知恵が感じられます。
庭のまわりには縁側があって、お手洗いにいくときはここを通るんです。
こちらも抹茶を使ったメニューが
充実しています。
これは抹茶を使ったわらび餅。
もっちりしていて、抹茶の香りも抜群。
抹茶を使ったプリンやチーズケーキも
おすすめです!
あ、そうそう、帰る前にはこれに注目ですよ!
これ、町家の特徴である格子に、カラフルなガラスをはめこんだもの。
外から見たら普通の格子なのに、内側はこんなかわいいことになってるんです。
おみやげ販売コーナーの手前にありますよ。
桜にはまだ少し早すぎるから...ということで京都観光を先延ばしにしているあなた、
観光しやすいこの時期だからこそ、ぜひぜひ京都にお越し下さい!
ただし、1月2月は寒さ対策だけはお忘れなく!
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075-561-0504
075-351-3361
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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