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食欲の秋

2010年9月30日

先週までの暑さが嘘のように涼しくなってきましたね。

朝や夜は特にそう。涼しいというか、寒いくらいで。

こんな季節の変わり目は高確率で体調を崩します。

秋?冬は春や夏に比べて体調を崩しやすく、長期間の風邪と悪戦苦闘。

この時期は戦いです・・・!

これも四季のある日本独特のことなのでしょう。

 

そして今年も「食欲の秋」の季節なんですね!!

過ごしやすくてグルメを巡るにはちょうどいい時期です。

ということで、食欲の秋をちょこっと先取りして、

好きなお店や気になるお店に行ってきました!

 

ご紹介する1軒目は

PATISSERIE AU GRENIER D'OR(パティスリー・オ・グルニエ・ドール)」

●京都市中京区堺町通錦小路上ル527-1

●11時から19時/水曜定休

四条の大丸近くにあります。

有名すぎるので説明しなくても知っている方は少なくないでしょう。

日本を代表するパティシエの一人、

西原金蔵氏がオーナーシェフを務めるフランス菓子とケーキの専門店です。

今回は西原氏の代表作『ピラミッド』をいただきました。

オグルニエドール_ピラミッド.jpgピラミッドは四角錐のケーキで、周りは薄いチョコレート板でコーティングされています。

表面はピストレでデコレーションされ、中にはきめの細かいチョコムース。

見た目はそれほど派手ではないけれど、そのフォルムの美しさに感動します。

西原氏がフランス・ルーブル美術館のピラミッドに感動して、試行錯誤の末にできたケーキ。

見た目・味ともに申し分ない。

もちろんチョコレート好きにはたまらない一品なのですが、

このピラミッドを食べたことによって

チョコケーキ嫌いではなくなったという方も多数おられるみたいですよ。

 

 

2軒目は

「六盛茶庭(ロクセイサテイ)」

●京都市左京区岡崎西天王町60

●11時30分から19時(18時LO)/月曜定休(祝日の場合は営業)

京料理「六盛」がプロデュースする京都初のスフレ専門店です。

こちらは平安神宮の近く。

休日のお昼時を少し過ぎた頃に行きましたが、店の外まで続く行列が私をお出迎え。

せっかく来たのですから、並ばないはずありません。

六盛茶庭さんのスフレは注文があってから焼くので、注文後は20分以上待ちます。

行列でメニューを渡されるのでじっくり選び、注文をするのは席についてから。

オーソドックスにプレーン(バニラのスフレ)を注文。

店内にはスフレの甘?い香りが満ちています。

スフレのふっくら加減は焼き立てだから再現できるのだそうで、時間が経てばしぼみます。

そのため、お手洗い等で席を外しているときには商品が出されません。

待ち時間は友人とおしゃべりもいいですし、

一人ならば読書というのも優雅な過ごし方ですよね。

六盛茶庭_バニラスフレ.jpgスフレには食べ方のマニュアルがあるので、それに従って食べます。

スフレ自体は卵の甘味を感じられ、バニラソースが絡んで更に甘い。

ふわふわのスフレはあっという間にたいらげてしまいましたが、結構な満足感。

他にチョコやラズベリー、チーズやきなこなどの種類も豊富で、季節限定もあるようですよ。

 

3軒目は

「出町ふたば(デマチフタバ)」

●京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236

●8時30分から17時30分/火曜・第4水曜(祝日の場合は翌日)

河原町通りに面していて、河原町今出川の交差点からすぐです。

明治32年創業の老舗、私も大好物の名代『豆餅』が人気で毎日行列を成している和菓子屋さん。

いつもは午前中の行列ができにくい時間帯を狙って訪れるのですが、

その日ふたばへ着いたのは15時30分頃。

ものすごく長い行列が道を塞いでいました。

お昼に食事をした後に立ち寄ったのですが、豆餅を1つ買うためにその長い行列に並びました。

ここはイートインではないので行列はすぐに進みます。

店の奥ではせっせと豆餅(他・和菓子多数)を作るスタッフさんの姿が。

美味しい豆餅を有難う。訪れるたび、感謝の気持ちでいっぱいです。

私は近くに流れる鴨川の河原で食べるのが好き。秋は特に最適な時期。

出町ふたば_豆餅.jpg豆餅の餅には赤えんどう豆が混ぜ込まれていて、

表面にはごろごろっと入った豆が確認できます。

中にはあっさりとした甘味控えめのこし餡を包んでいます。(餡なしもあります)

かすかな塩味が感じられ、餡の甘味とのバランスがいい。

しつこくない味だから、何個だっていけそうな気持ちになりますよ。

生菓子で餅が固くなってしまうのでその日のうちにご賞味ください!

 

 

4軒目は

「太陽カフェ(タイヨウカフェ)」

●京都市左京区北白川堂ノ前町39-6

●11時30分から24時/無休

カフェの多い北白川にある手作り感溢れるナチュラルなお店。

24時まで営業しているので、仕事帰りや学校帰りにも寄ることができます。

大学や専門学校が近くにあるので学生もよく訪れます。

落ち着いた雰囲気の店内で、手書きのメニューが可愛らしくて思わず微笑んでしまいました。

セットも充実していて悩みましたが、

ドリアが美味しいとの話を学生時代に聞いたことがあるので南米ドリアを単品で注文。

デザートは常時6種類あり、食後にチーズケーキを頼みました。

ドリアがテーブルに届くと、ジュージューと音を立てていました。

太陽カフェ_南米ドリア.jpgそのため上に乗っているチーズはとろっとろ。

見た目は至ってシンプル。味は家庭的に感じました。

懐かしいような素朴な美味しさがいい。

ドリアセットにはサラダがつき、ドリアのサイズが選べるので女性には嬉しいのではないでしょうか?

そしてチーズケーキ。

太陽カフェ_チーズケーキ.jpgカフェのケーキは小さいイメージがありましたが、ここのチーズケーキは喜ばしいことに少し大きめ。

やはり懐かしさを感じました。

母が作るドリアともチーズケーキとも違っているのに、何故なのでしょう?

心がほんわかするからでしょうか。

そう思わせてくれる自然派カフェです。

 

 

他にもいくつかご紹介したかったのですが、

随分と長くなってしまったのでここで終わらせていただきます。

観光で京都に来られる方も、今現在京都に住んでおられる方も、

この時期に京都で「食欲の秋」を満喫してみてくださいね。

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取材担当プロフィール

賀茂 ナス子

京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi