和菓子作りを体験しました
2013年5月29日
京都といえば和菓子!
京都駅から北東へ約1.8Kmにある「豊国神社」のすぐそば、
慶応元年(1865年)創業の「京菓匠 甘春堂」の東店では、
和菓子作り体験教室を実施中。
というわけで、先日、和菓子作りを体験してきました。
全部で4種類作ったのですが、そのうちの1つをご紹介します。
まず配られた材料がこちら。
白とピンクの「ういろう」のような餅を
粗い目のざるのような道具で細かくばらばらにします。
つるつると滑ってなかなかうまく餅が目をとおってくれなかったんですが、
なんとかこんな感じになりました!
つづいてこれを丸く成形した餡に箸で少しずつ付けていきます。
繊細な作業でこれがまた...。集中力が要りましたー。
何とか形になったのがこれです。
分かってはいましたが、お店で売っている和菓子の美しさがどれほど尊いものか
理解できた瞬間でした。
ほかにももみじや、清涼感漂う菓子、干菓子なども作りましたよ!
もちろん、体験後はおいしくいただきました!
半透明の和菓子の銘は「水温む」だそうです。
春の雪解けとともに湧き出す水と、
水面下の藻やひとひら落ちた桜の花びらなど、
季節の一瞬をとらえた素敵な形とネーミングですよね!
甘春堂の職人さんは、暇を見つけては京都の名所を訪れて、
季節の美しさを感じることで和菓子の創作に生かしているのだそうです。
和菓子って、そんな職人さんの感受性のたまものなんですね。
1時間半くらいの体験ですが、あっという間に感じてしまう程の充実感でした。
皆さんも、ぜひ一度手のひらで季節を感じに行ってみてください。
■甘春堂 東店
京都市東山区川端正面東入ル茶屋町511-1
体験費用:2000円(和菓子4種、抹茶付)
電話:075-561-1318
http://www.kanshundo.co.jp/aboutus/shop/higashi/
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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