桜色に染まる京都へおこしやす
2014年4月 4日
うららかな春の陽射しに包まれる京都。
桜の名所・円山公園へ出かけました。
公園の中央で、圧倒的な美しさと存在感を誇る枝垂桜。 「祇園の夜桜」ともよばれ、4月13日(日)までは日没以降ライトアップも楽しめます。
今が見ごろということで、平日の昼間でありながら多くの見物客でにぎわっていました。
桜に寄り添い、記念写真に収まる人もたくさん。 (写真はイメージです)
坂本龍馬と中岡慎太郎の像も、ほんのり桜色に染まっているようです。 (真夜中に宴会をしているかも知れませんね)
働く少年の像。
(花見客を尻目に何か言いたそうな気がするのは、木の精の仕業でしょうか)
公衆電話にも桜のアーチ。 ここから意中の人に電話をすると、桜の力でロマンチックなセリフがどんどん出てくるかも!?
告白やプロポーズを控えている方は、ぜひどうぞ。
この小路で、ナス子は外国人観光客に道をたずねられました。 「ヨシミズイン」で休みたいとのこと。
ここから近いのか遠いのかもまったくピンときませんが、
"I don't know"とは言わないのがマイポリシー。
スマートフォンを取り出して数分ほど奮闘するものの、完敗。
"I'm sorry..."と言いかけて、ふと振り向くと...
まさかの! これからは、どこにいても吉水(Yoshimizu Inn)さんの場所を案内できそうです。
京料理「菊乃井」さんをはじめ、茶屋や休憩所も桜に彩られています。
この季節ならではの喜びですね。
また、公園内のサルスベリなどの木がひっそり身をひそめ、桜に主役を譲っている奥ゆかしさにも四季のある日本の美しさを感じました。
櫻の樹の下には「屍体(したい)」が埋まっている、との書き出しで始まるのは梶井基次郎の短編小説ですが、
櫻の樹の下で宴会を「したい」(欲望)も渦巻いているのではないでしょうか。
円山公園のほかにも、桜の名所が点在している京都。
ぜひ、みなさんもうららかな春を満喫してください。
★円山公園
住所:京都市東山区円山町
交通:市バス停祇園から徒歩3分
電話:075-561-1350(公益財団法人 京都市都市緑化協会)
料金・時間・休み:園内自由
駐車場:134台(30分250円)
★お宿吉水(Yoshimizu Inn)
住所:京都市東山区円山公園弁天堂上
ホームページ:http://yoshimizu.com/kyoto/
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
投稿についての注意事項
- このブログへのご質問については、内容によってお答えできない場合や、回答に時間がかかる場合があることをご了承ください。