秋の京都府立植物園へ
2020年10月22日
人やまちが秋色に染まる京都からこんにちは。賀茂ナス子です。
コロナ禍の中で、京都の秋の行事やイベントなども少しずつ始まってきました。
まだまだ中止や縮小されることも多いですが、自然やアートに触れたくなる季節です。
というわけで、先日、朝から秋の京都府立植物園に行ってきました。
大人の入場料が200円、年間パスポートも1000円というのもうれしいところ!
年間パスポートを手に入れたので、この先1年はボタニカルをテーマに暮らしたいと思います。
およそ1万2000種が植栽されているという広大な園内。
今の季節はコスモスや菊、キンモクセイなどが花を咲かせ、秋の香りが鼻をくすぐります。
この日は写生をする人も多かったですが、植物園はモチーフ選びも目移り必至ですね。
秋を代表する花のひとつ、コスモス。
漢字で書くと「秋明菊」の「シュウメイギク」。
「キブネギク(貴船菊)」ともよばれるように、京都の貴船で多く見られる品種だとか。
「食用菊」も植えられています。
京都府立植物園には、いたるところに銅像が建っています。
また、ベンチもさまざまなデザインのものが設置され、休憩がてら植物を愛でることができます。
ソーシャルディスタンスも大切にされていますよ。
ユニークな名前の花や木に出会えるのも、植物園の楽しみのひとつ。
この日、ナス子のハートをつかんだ植物はこちら!
ナス科の「甲子園」。
この実が野球のボールに見えるのが名前の由来でしょうか。
「ナスの甲子園」、声に出すと「夏の甲子園」に聞こえるのも、しゃれている気がします。
ナス科の「スズメナスビ」。
この花は特にスズメには見えない気がしますが、あのスズメと関係があるのでしょうか。
賀茂ナス子としては親近感を覚える名前で、成長を見守りたいです。
シーズンオフの植物も、名前などから花や実を想像するのも楽しいひととき。
こちらの「夜明け前」は、ナツツバキの品種。
ほかにも「ハンカチノキ」や「トキワマユミ」といった名前の木もあり、花や実をつけるのが楽しみです。
ユニークな名前といえば、京都府立植物園の賀茂川門を出て、北山通を挟んだ向かいにある高級食パン専門店。
その名も「朝起きたらママのママ」。
この10月にオープンしたばかりのようですが、グランマの味ということでしょうか。
次回、植物園を訪れたときに立ち寄ってみようと思います。
【京都府立植物園】
京都市左京区下鴨半木町
地下鉄北山駅からすぐ
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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