京都御苑「森の文庫」から「秋の古本まつり」へ
2020年10月30日
京都からこんにちは。賀茂ナス子です。
全国的に10月27日は「読書の日」。この日から11月9日までは「読書週間」です。
この読書週間に、図書館や古本市をめぐってみてはいかがでしょうか。
京都市内には京都府立図書館や市の図書館のほかにも多彩な図書館が点在しています。
たとえば、京都御苑の「母と子の森」には、4~11月の晴れの日限定で開く「森の文庫」が。
貸し出しはありませんが、朝から夕方ごろまで誰でも自由に本を読むことができます。
「森の文庫」に配架されているのは、主に子ども向けの自然科学系の本や紙芝居など。
近くには野鳥の水飲み場「バードバス」もあり、飛んでくる野鳥を「森の文庫」の図鑑で調べることもできます。
京都御苑内で見られる生き物の写真も掲示され、「森の博物館」ともよばれる京都御苑ならではの図書館といえそうです。
さて、本日より百万遍知恩寺で、京都古書研究会による「秋の古本まつり」が始まっています。
春と夏の恒例の古本市は開催が叶わなかったので、この秋の開催を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか。
境内に参加古書店のブースが並び、初日から多くの人でにぎわっていました。
さまざまなジャンルの本に混じって、古道具なども並べられています。
児童書コーナーもあるので、家族で出かけてみるのもよさそうですよ。
百万遍知恩寺のすぐ近くには、"京大第二の図書室"とよばれる「進々堂 京大北門前」もあります。
コーヒーなどを飲みながら、古本市で手に入れた本を読むのは至福のひととき。
京大生気分も味わえる気がします。
名物のカレーライスやサンドイッチなどはテイクアウトもできるようです。
お天気がよい日は、本とサンドイッチを持って鴨川や京都御苑まで足を延ばすのもよいかもしれません。
図書館や古本市で、すてきな一冊と出会えますように。
■京都御苑 森の文庫
住所:京都市上京区京都御苑23
開設期間:4月1日~11月30日の9~16時ごろ
※雨の日は開設されません。
■秋の古本まつり
会期:10月30日(金)~11月3日(祝・火) 10~17時
会場:百萬遍知恩寺 境内(京都市左京区田中門前町103
アクセス:市バス停百万遍から徒歩3分
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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