師走の「百万遍さんの手づくり市」
2020年12月18日
底冷えの京都からこんにちは。
12月15日に京都市内で今季の初雪が観測され、一気に冬の到来です。
そんな雪がちらついた日、恒例の「百万遍さんの手づくり市」が行われました。
会場は、つい先日「秋の古本まつり」が開催された百萬遍知恩寺です。
古書が並んでいた境内とはまた異なる風情に包まれ、この日はコーヒーなどの香りも漂っていました。
おいしそうなベーグルやお菓子、陶器などのお店が軒を並べるなか、師走の市ならではのお店も。
たとえば、今すぐ重宝しそうなマフラーや帽子などのニット小物。
クリスマスのリースや小さなツリー、お正月のもち花やしめ縄など。
おうちの中が手づくりのアイテムで囲まれると、気持ちも温かくなりますね。
こちらのブースでは、オーストラリア南部・タスマニア島出身の店主さんによる手づくりのマフィンとクッキーを販売。
海外にも気軽に行けなくなりましたが、現地の家庭料理やお菓子で異国気分を味わってみるのもよさそうです。
そして今回の市では、手づくりのマスクやマスクケースを販売しているお店もたくさんありました。
もはやマスクはファッションや顔の一部。マスクなしの生活は考えられなくなりました。
この日ナス子は15時ごろに訪れたのですが、寒さで早々に店じまいをしているブースもちらほら。
今年は師走特有の浮かれた気分も出にくいですが、少しでも楽しみを見つけたいものです。
寺社仏閣や公園などで、毎月さまざまな市やマルシェが行われている京都。
そのなかでももっとも大きな市(縁日)が、東寺の「弘法さんの市」と北野天満宮の「天神さんの市」です。
12月21日には東寺の「終い弘法(しまいこうぼう)」、25日には北野天満宮の「終い天神(しまいてんじん)」が控えています。
新型コロナウイルスの感染拡大も「終い」にして、来年は気ままにお出かけができることを願っています。
■百万遍さんの手づくり市
百万遍知恩寺の境内で毎月15日に開催
京都市左京区田中門前町103
市バス停百万遍から徒歩3分
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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