
猫と古書と純喫茶
2021年10月31日
京都からこんにちは。賀茂ナス子です。
木々が少しずつ赤や黄に色づき、まもなく紅葉シーズンを迎えます。
この時期、百萬遍知恩寺で「秋の古本まつり」が開催されています。

今年は初日が土曜日とあって、例年よりも多くの人が訪れていたように思います。

駐輪場にずらりと並ぶ自転車。
今出川通側の路上に駐輪すると撤去されますので、ご注意くださいね。
今年は「児童書コーナー」が中止になったようですが、お店ごとに絵本や児童書がたくさん並べられています。

こちらはナス子が必ず最初に訪れる「紫陽書院(しようしょいん)」です。


猫にまつわる本や雑貨が充実していて、看板も猫!


「紫陽書院の児童書コーナー」に敷かれた、木馬のテーブルクロスもかわいいですね。
紫陽書院の実店舗は、一乗寺にありますよ。
「秋の古本まつり」は11月3日(祝・水)まで開催中なので、近くの方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
百万遍といえば京都大学の農学部があり、学生のまちとしても知られています。
ちょうど1年前に、百萬遍知恩寺のご近所に新しい純喫茶店がオープンしました。
「Villa Buono(ヴィラ ボーノ)」です。
こちらのお店の看板にも猫が!

かつて、京大生や教授たちでにぎわったという純喫茶「学士堂」の跡地。
学士堂のご主人の甥御さんが、引き継いでオープンしたそうです。
レンガ造りの外観や店内のテーブルや椅子、インテリアは学士堂のままの雰囲気を味わえます。
レンガにも「TEA ROOM GAKUSHIDO」の名前が残されています。
もともと、お店の東側で甥御さんが「串揚げ串焼き 棒野」を営んでいたそうで、お店が中庭でつながっています。
「棒野」が「Buono」に転じたのでしょうか。
コーヒーはもちろん、ナポリタンやホットサンド、ハイボールなど、メニューが充実しています。
自家製の猫のクッキーが添えられた「ねこねこクリームソーダ」も人気だそうですよ。
猫の看板に吸い寄せられるように入った人は正解!
コーヒーのマグカップにも猫のイラストが添えられています。
運がよければ、看板猫にも出合えるかもしれません。
「ねこねこクリームソーダ」を飲みに、近いうちに訪れたいと思います!
この秋は、感染症対策に気をつけながら、あちこちでイベントが開催されています。
衣棚二条にあるcreative studio & shop「 ooo(オーオーオー)」では、「KAOOO(カオ~)展」が開催中。
大阪・あべのハルカス美術館で開催中の「tupera tupera のかおてん.」との連動企画です。
11月7日(日)まで開催されていますよ。

吸い込まれるような「顔のいえ」で、さまざまな"かお"に出会いませんか?

こちらは「秋の古本まつり」で売られていた「顔面」です。
まさに出会いですね。
緊急事態宣言の解除から1ヶ月、京都のまちにもイベントや人が戻ってきました。
マスクの着用など、感染症対策を万全にお出かけください。
■百萬遍知恩寺(ひゃくまんべんちおんじ)
京都市左京区田中門前町103(東大路通今出川上ル)
市バス停百万遍から徒歩3分
※「秋の古本まつり」は11月3日(祝・水)まで開催中。
■creative studio & shop ooo(クリエイティブ スタジオ アンド ショップ オーオーオー)
京都市中京区衣棚通二条上ル堅大恩寺町740-1 (顔のいえ1F)
地下鉄丸太町駅から徒歩6分
※「KAOOO(カオ~)展」は11月7日(日)まで開催中。
■Villa Buono(ヴィラ ボーノ)
京都市左京区田中門前町町68(東大路通今出川上ル)
市バス停百万遍から徒歩3分
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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