
「霜ふりささめん」と「すき焼きささめん」
2021年11月30日
京都からこんにちは。賀茂ナス子です。
あっという間に11月も終わり、カレンダーも残り1枚となりました。
寒い季節のお楽しみは、「あめ湯」や「かす汁」などの熱々の飲みものや食べ物。
この日、「霜ふりうどん」を求めて、河原町荒神口の「自家製麺 天狗」の暖簾をくぐりました。
こちらの名物「霜ふりうどん」と「霜ふりささめん」は、かす汁で麺が煮込まれています。
濃厚でまろやかなかす汁にエビ天、牛肉、玉子がのり、最後のひとくちまで熱々!
別添の生唐辛子を入れると味の変化も楽しめ、身体がポカポカになるのを感じます。
「ささめん」とは、「天狗」の自家製の細ストレートの中華麺のこと。
自家製の出汁と合うように作られたオリジナルの麺で、うどんとはまた違った食感や味わいを楽しめます。
うどんなどの麺類もすべて自家製ですよ。
こちらも寒い日に味わいたい「すき焼きささめん」。
甘辛い味付けのすき焼きに「ささめん」が絡んだ一品です。
この日は日替わりで提供されたので、「大根葉じゃこ油揚げ小鉢」とごはんもセットでした。
ごはんがすすむ濃いめの味付けで、こちらも生唐辛子を入れて味の変化を楽しむことができます。
京都御苑の東側、鴨川の荒神橋の西側にある「自家製麺 天狗」。
現在はマンションの1階にありますが、創業は1850年だとか。
嘉永3年、江戸時代から続く老舗です。
京都散策で冷えた身体を温めに、暖簾をくぐってみてはいかがでしょうか?
自家製の出汁が使われた玉子丼や親子丼、衣笠丼などもおすすめです。
寒い日が続きますが、温かくておいしいものは冬の楽しみですね。
■自家製麺 天狗(じかせいめん てんぐ)
京都市上京区河原町通荒神口上ル宮垣町80 ラヴァリエ1階
市バス停荒神口下車、徒歩すぐ
- 賀茂 ナス子
京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。
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