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3年ぶりの祇園祭・山鉾巡行(前祭)

2022年7月23日

盛夏の京都からこんにちは! 賀茂ナス子です。
3年ぶりに祇園祭の宵山と山鉾巡行が開催され、多くの人でにぎわっています。
7月1日の吉符入りから31日の「疫神社夏越祭」(八坂神社内)まで、祇園祭ムード一色です。

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鱧(はも)の旬と重なることから、祇園祭は「鱧祭」ともよばれていますね。
写真は「寿司 乙羽」さん(新京極通四条上ル)の店頭ディスプレイです。

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烏丸通蛸薬師にある「御手洗井(みたらいい)」も、3年ぶりに開かれていました。

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例年、7月14日に提灯や注連縄が飾られ、15日の早朝に井戸開きがおこなわれます。
井戸開きのあと、24日まで井戸から湧き出る名水で手を洗うことができ、周辺の「御手洗町」の名前の由来にもなっています。
昨年も一昨年も閉じたままだったので、宵山・山鉾巡行とともに復活していてうれしく思います。

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また、前祭の山鉾巡行といえば、先頭の長刀鉾のお稚児さんが「注連縄(しめなわ)」を切る儀式。
注連縄切りの場所である四条通麩屋町に、葉のついた笹「斎竹(いみだけ)」が建てられていました。

斎竹には注連縄を張る大切な役割があり、この斎竹を建てる奉仕をしているのが「高橋町」(東洞院通高辻)。
高橋町は山鉾町ではありませんが、「斎竹建て」の奉仕で祇園祭を支えてきました。

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神様との結界を示す注連縄を、お稚児さんが太刀で切ることで、山鉾が神域に入ることができます。
注連縄切りの歴史は意外にも新しく、昭和31年(1956)に、山鉾巡行の目玉の演出として始まったそうですよ。

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今年は3年ぶり3連休とあって、前祭の山鉾巡行は約14万人もの人出だったとか。
とはいえ、まだまだコロナ禍で、思うように見学を楽しめなかった人も多かったのではないでしょうか。
前祭と後祭の山鉾巡行によって、あらゆるウイルスが追い払われますように!

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取材担当プロフィール

賀茂 ナス子

京都生まれ、京都育ち。
中学は吹奏楽部、高校は茶道部に所属、そして大学時代はアメフト部のマネージャーを経験。
やりたいことは何でもやってみるのがモットーだ。
念願だった京都の編集プロダクションに入社し、京都のフリーマガジン[news]や京都に関する旅行誌などの編集・ライターを担当している。
友達に舞妓さんがいるのがちょっとした自慢。
愛犬は柴犬。二条城のまわりを散歩するのが日課だ。
好物は京都[第一旭]のラーメン。
おやつは[出町ふたば]の豆もち。
最近名古屋がわりと近いことを知った。
京都はうす味の料理が多いので、みそカツをはじめて食べたときごはんを3杯食べた経験を持つ。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi