レトロな港町・門司港 2回目
2008年12月20日
「ぶらっ人 From 福岡」8回目は前回に続いて門司のご紹介です。
門司(北九州市門司区)と本州・下関(山口県)の間には関門(かんもん)海峡があります。
下関「関」、門司「門」を一字ずつ取って名付けられてますが、昔は馬関(ばかん)海峡と呼ばれていました。下関は「赤間関(あかまがせき)」、その後「赤馬関」と記され、略して「馬関」と呼ばれるようになりました。海峡は幅が狭いのに加え、1日700隻の船が行き交う難所になっています。濃霧になることもあり、実家にいると霧笛がずっと聞こえることもあります。写真は対岸の下関中心街です。
和布刈はワカメを刈るの意味で、旧暦元旦未明に三人の神職が松明、手桶、鎌を持ち、海峡に入りワカメを刈り採って神前に供える和布刈神事が行われます。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。