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長崎ランタンフェスティバル~1回目

2009年2月 4日

「ぶらっ人 From 福岡」11回目は、今や九州冬の風物詩となった「長崎ランタンフェスティバル」を2回に分けてご紹介します

 

「長崎ランタンフェスティバル」は、長崎在住の華人の方たちが新地中華街で行っていた旧正月の祭りを拡大、94年から長崎市内各所でランタン(中国提灯)を飾るようになりました。会期は旧暦1月1日から2週間、今年は1月26日~2月9日まで。メインの湊会場のほか中央公園、浜んまちなど計9会場で華やかに開催されています。期間中は、点灯式に始まり、清朝時代をイメージした皇帝パレード、、龍踊り、中国雑技などイベント盛りだくさんです。

崇福寺 三門.jpgランタンに少し早い時間ですが、まず崇福寺(そうふくじ)へ。江戸時代、幕府のキリスト教禁止令が厳しくなり、長崎在住の中国人にもキリシタンの疑いがかかり、仏教徒を証明するために唐寺を建立。
崇福寺は1629年の創建で、国宝の第一峰門(だいいっぽうもん)や大雄宝殿(だいゆうほうでん)のほか、重要文化財も数多く残ります。竜宮門と呼ばれる三門前には守護神やランタンが飾られていました。

 

興福寺 山門.jpg続いて、1624年に航海の安全を祈願して建てたれた興福寺(こうふくじ)へ。長崎一の大きさを誇る山門も、日頃の厳かさとうって変わり、賑やかな雰囲気です。

 

大雄宝殿.jpg1632年に建立された大雄宝殿(重要文化財)の前では爆竹音を響かせ、媽祖(まそ)行列の到着式が行われていました。航海安全の神である媽祖の像を長崎港に入港した唐船より媽祖堂・唐人屋敷内天后堂に安置するための行列を再現しています。

 

順風耳と千里眼.jpg順風耳(じゅんぷうじ/左)は千里のかすかな物音でも聞くことができ、千里眼(右)ははるか遠くを見ることができる行列の守護神です。

 

直庫.jpg直庫(てっこ/右)は行列の祭官で、直庫と呼ばれる長い棒を振り悪魔を払います。

 

荷主ほか整列.jpg大雄宝殿前で、行列の主宰者・荷主、荷主夫人のほか、貴人の顔を隠すために「さしは」を持つ女性・執翳(はとり)が並んで記念撮影です。

 

眼鏡橋.jpg夕暮れが近づいて来ましたので、興福寺から坂を下り、中島川公園会場へ向かいます。「長崎ランタンフェスティバル」のランタンは赤色なのですが、同会場のみ黄色。眼鏡橋の水面にランタンが映えます。

 

龍船のランタン.jpg中島川の両岸には数多くのランタンのオブジェが展示されています。力強さにあふれる、龍船のランタンです。

 

干支のランタン.jpg

牛のランタン.jpg今年のメインオブジェは干支です。今年の干支の牛も鎮座していました。

 

浜町アーケード.jpg長崎の繁華街・浜町にも数多くのランタンやオブジェが飾られています。

次回は、メインの湊会場の美しいランタンの数々をご紹介します。

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取材担当プロフィール

東 淳二郎

1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。

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ぶらっ人編集部 @buratto_tabi