佐賀市北部をドライブ 2回目
2010年7月11日
「ぶらっ人 from 福岡」、前回に続いて佐賀市北部をドライブ。三瀬村周辺のスポットをご紹介します。取材日:2010年7月10日
古湯温泉(佐賀市富士町)から、三瀬高原(佐賀市三瀬村)へ向かうと、大きな湖が見えてきます。北山ダムによって形成された北山湖周辺は、「21世紀県民の森」と呼ばれる自然公園で、バスフィッシング、サイクリングなど、アウトドアスポーツが楽しめます。
北山湖のほとりにある「鏡神社」。推定樹齢1000年、高さ34mの大杉のほか、樹齢数百年の杉が、神社を守るように立っています。富士町内には、他にもカツラ、ビャクシンなど古木が点在し、パワースポット巡りができます。
三瀬村には、地元で採れた野菜や果物の直売所が、数多くあります。中でも「マッちゃん」は、品揃えや新鮮さから、一番人気のお店です。
「三瀬ルベール牧場どんぐり村」は、75万?の広大な草原に動物たちが暮らし、乳製品やパンの工房、レストランなどがあります。三瀬村は、フランス・ボルドーのクサック村と交流しており、その縁から南フランスをイメージして作られています(上・下)。
標高300mの高原とはいえ、かなり暑かったのでソフトクリームを買ってひと休み。ジャージー牛乳入りで、濃厚な味でした(上)。
どんぐり村のパン工房「アンシャンテ」で、サツマイモたっぷりの「メープルおさつ」、ヨーグルトの水分だけで練った「ジャージーヨーグルトパン」を購入(下)。
「三瀬温泉やまびこの湯」は、大自然に囲まれた温泉施設。佐賀はもちろん福岡周辺からのお客さんで賑わっています。泉質は単純放射能泉、少しヌルヌル感があり、湯上りしっっとりです。入館料=500円
大浴場のほか、9年前に中浴場(上)と露天風呂(中)が増設されました。
家族風呂は5室あり(下)、毎回お湯を入れ替えるので、清潔です。1室1時間1,000円(入館料別)。
三瀬村を縦断する国道263号は、別名・そば街道と呼ばれています。10店舗以上のそば処があり、澄んだ空気の下、良質な水を使い職人たちが、そばを打っています。
「ベルボアーズ」は、石窯で焼いたパンが人気です(上)。その場でパンを食べれるイートインスペースや、カフェ&レストランも併設しています。
「クルミと山ぶどうのパン」などを購入しました(下)。
三瀬は名水でも知られ、天然のミネラルウォーターを汲める場所が多数あります。柔らかい水で、夏はヒンヤリです。
福岡市と三瀬村は、国道263号・三瀬トンネルで結ばれています。福岡側は、冬の積雪や路面凍結を避けるため、2年前には九州最大規模のループ橋が開通。より一層、便利になりました。
ループ橋を渡った場所にある「屋根に花壇のある店」(上)。
カジュアルな店内には、天然酵母で発酵させ、しっかり焼きあげたパンがいっぱい(中)。店名とおり、季節により、屋根に花壇ができるそうです。
重量感のあるパンが特徴。ひまわりの種、ライ麦などを使った「畑の恵パン」(下)。
人気のパン屋さんで、個性あふれるパンを購入でき、いいお土産になりました。
7月15日(木)午前4時59分?、博多祇園山笠の追い山が行われ、福岡・博多の街は本格的な夏を迎えます。写真は、昨年の「中洲流」流舁き。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。