柳橋連合市場
2011年12月26日
今回の「ぶらっ人 from 福岡」は、"博多の台所"と称される柳橋連合市場を紹介します。
福岡市の中心・天神から徒歩圏内、JR博多駅からバスで6分ほど。福岡の料理人の多くがここで仕入れを行っており、市民や観光客も訪れています。
1918(大正7)年頃、那珂川にかかる柳橋のたもとで、鮮魚商数人が大八車に積んだ魚を売り出したのが始まりで、当時は柳橋廉売市場と呼ばれていました。戦後、5つの組合が手を結び、柳橋連合市場が誕生し、今に至っています。
約100mのアーケード両サイドに、現在46店舗が営業しています。日祝祭日はお休みの店が多いので、ご注意を。
内訳は鮮魚店が12店舗、海産物・海産物加工品店が7店舗、青果・果物店が8店舗、食肉・畜産品店が4店舗、その他ワイン専門店や化粧品店など15店舗。
吉田鮮魚店は、1階で新鮮な魚を販売し、2階では海鮮料理を食すことができます(上)。
自宅用に買った刺身1パック400円・・・安い!(下)
1階でお好みの料理を注文し、料金を支払い2階へ。
一番人気の海鮮丼650円(上)、寿司定食は850円(下)。今が旬の、ふぐ料理もメニューに載っています。
営業時間6:00?18:00 TEL092-781-5013
高松蒲鉾は、自家製蒲鉾、手作り天ぷら、おでんネタを販売(上)。
私が大好きな魚ろっけ(中)。魚のすり身を揚げたもので、コロッケに似ていることから名付けられたようです。
揚げたてを、ひとつ70円から売ってくれるので、おやつ感覚で頂けます(下)。
営業時間5:00?18:00 TEL092-761-0722
魚ろっけと天ぷらを、家用に買って帰りました。ちなみに、九州ではさつま揚げ、おでんネタなどを総称して天ぷらと言ってます。
幸村英商店は、明太と鯨肉を扱っています(上)。
贈答やお土産用から、家庭用の切れ子明太を購入(下)。このサイズが9つ入って1,050円。味は言うことありません。
営業時間8:00?17:30 TEL092-751-7940
市場内に2年前オープンした、柳橋もつ元(上)。
もつ鍋1人前1,300円、もつ焼き1人前1,000円のほか焼肉も味わえます。
ハラミランチ(中)、カルビランチ(下)各630円を頂きました。ボリューム満点で、味にも大満足。
営業時間11:00?14:00 17:00?3:00 TEL092-739-7397
柳橋連合市場は活気にあふれ、各店を覗いて見るだけでも楽しいので、福岡にお越しの際は、ぜひお立ち寄り下さい。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。