博多の老舗商店街・美野島を散策
2012年7月24日
今回の「ぶらっ人 from 福岡」は、博多の老舗商店街・美野島をご紹介します。美野島はJR博多駅の南、車で10分ほどに位置し、その昔は簑島と呼ばれていたそうです。近くには、歴史ある住吉大社があります。福岡に何十年も住んでいながら、初めての美野島商店となりました。取材日:2012年7月23日(月)
東西400mほどの路地に、食料品店を中心に約60店舗が並びます(上)。
すでに閉店した店もありますが、町おこしやイベントなどの開催から、福岡市民にも広く知られている商店街です(下)。
美野島商店街の真ん中にあり、シンボル的な「かどや」。1920(大正9)年の創業で、建物は当時のままです(上)。かつ丼480円など食事メニューはどれも安価。
この季節「かどや」いえば、自家製アイスキャンデー50円。アズキ(下)、ミルク、イチゴなど6種類。アイスを食べながら、そぞろ歩き。
魚や野菜、肉など新鮮なものが安く買えます。惣菜屋さんもあり、「江上食品」へ(上)。
種類が多くて、何を買おうか迷ってしまいます。冷凍食材は使用しないそうで、店頭でご主人が黙々と作っていました(中)。
ポテトコロッケはなんと42円(下)。晩ご飯でどれも美味しく頂きました。
美野島商店街には、寿司屋、ラーメン店のほかスイーツ店、パン屋さんもあります。
「鮨物語」で昼ご飯を頂くことにしました(上)。2年前に博多駅近くから、ここ美野島に移転したそうです。
まんぷく定食・梅980円(中)。大ぶりの握り寿司5貫に鉄火巻、いなりに加え、茶わん蒸し、サラダ、魚入り赤だしが付きます。味とボリュームにびっくり!松1,480円は、握りが8貫に、かっぱ巻きが付くそうで、食べきれないかも。
鉄火丼 大盛1,100円(下)。マグロがてんこ盛りでご飯が見えません。普通盛りで十分だった(笑)。
ちょっと可愛い雑貨店を見つけました(上)。
「フレアマート」は、アメリカを中心とした輸入雑貨や生活雑貨を販売しています(中)。
カーズ グッズが揃っていたので、思わず買っちゃいました(下)。クレヨンやトレイに、右下はサンドイッチを入れるジップバッグ441円・・・これは珍しい!
美野島は、小さな商店街ですが、大いに楽しめました。また散策したくなる街です。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。