ゆふいんの森号&プチ湯布院散策
2016年3月22日
博多駅を9時24分に出発した「ゆふいんの森1号」は、鹿児島本線を南下し30分ほどで筑後川を越え、久留米駅から久大本線に入り、進路を東に取ります。
「ゆふいんの森1号」は、3号車にビュッフェがあり、軽食やスイーツ、お土産などを販売しています。ただ、満員で待っている人も多くカウンターに近づけませんでした。
ビュッフェで記念乗車証を頂けます(上・下)。
大きな窓のサロンで、気分転換もできます。
化粧室はホワイトカラーで統一されています。
博多駅で買った駅弁を頂くことに。佐賀県唐津市呼子の名店・萬坊製いか三昧弁当(上)。名物いか焼売はじめ、いか尽くし(中)。人気駅弁だけあって、どの品もすごく美味しい(下)。
耳納=みのう=連山(上)、筑後川の上流・三隈川(下)など、のどかな車窓が続きます。
大分県天瀬町と玖珠町の境にある、二段式の慈恩の滝では、列車は徐行してくれます。
玖珠町の中心駅・豊後森駅を出発すると、豊後森機関庫跡が見えて来ます。1934(昭和9)年に造られた扇型機関庫で、内部には太平洋戦争の米軍機機銃掃射による弾痕が残っています。現在、鉄道公園としての整備中です。
博多駅を出発して2時間弱、「ゆふいんの森1号」は由布院盆地(上)に入り、11時36分に由布院駅到着(下)。
建築家の磯崎新氏がデザインした由布院駅(上)。駅前から雄大な由布岳を望むことができます(下)。
由布見通りから、湯の坪街道を通り、ちょっと湯布院散策。びっくりしたのが、ほとんどが外国人旅行客・・・昔の湯布院の田舎っぽさは、まったくありませんね(笑)。
金鱗湖も、各国の言葉が飛び交っています(上)。金鱗湖に隣接する共同浴場・下ん湯(下)。これだけ人が多いと、よほどの勇気の持ち主でないと入浴は難しいかな。
由布院駅に戻り、レンタカーで別府へ向かいました。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。