熊本地震で被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます
2016年4月19日
皆さんご存知のように、先週、熊本市を中心に大きな地震が起きました。2016年4月14日(木)21:26に前震、4月16日(金)1:25に本震が発生。その後も、余震が500回以上続いています。
この地震によりお亡くなりになった方に心よりご冥福をお祈りするとともに、行方不明の方が一刻も早く元気な姿で発見されるよう、重ねてお祈りする次第です。
熊本市は大きな被害を受け、生活物資不足に陥っています。私も熊本や阿蘇に知り合いが多いので、クルマで(九州新幹線運休、JRは一部運行)足りないものを持って行きたっかったのですが、熊本周辺の道路は大渋滞で動かない状態。自衛隊の移動や大型トラックの物資輸送の妨げになりますので自粛しました。
現在、福岡では、天神の小学校跡へ救援物資を持って行くと、福岡市が大型トラックで物資を配送するシステムを確立しています。福岡市民や周辺の皆さんが毎日たくさんの物資を持参しています。
私は福岡大学に物資を持って行きました。福大サッカー部員たちが中心になり、大学と県の許可を得て物資の受付を行い、自ら10tトラックを手配して熊本に送ってくれました。
ただ、この熊本支援や自身の備蓄用で急激に購入が増え、福岡でもペットボトルの水や一部生活用品が品薄になっています。
熊本では未だ余震が続き、東側の由布市や別府市も震源地になっています。一日も早く、元の生活に戻れるよう、心より願っています。
名城・熊本城は、2007年築城400年の復元工事が完成しました。熊本市民のシンボルですので、修復に時間はかかるでしょうが、必ずあの美しい城を見られることでしょう。
JR豊肥本線・立野‐赤水は、この写真の奥が、がけ崩れで不通になっています。阿蘇五岳の威容を望める九州屈指の車窓です。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。