JR九州スイートトレイン「或る列車」③
2016年8月 9日
JR九州スイートトレイン「或る列車」、佐世保駅を9時49分に発車。車内では九州産にこだわった料理やスイーツの提供が始まります。
テーブルの小冊子には、7月”夏”のメニューのほか、食材を供給する九州の生産者、グラスや器の作者の横顔が載っていました(上・中・下)。
飲み物もすべて九州産。アルコールも含め飲み放題です。宮崎県都農産スパークリングワイで乾杯。
まず、木の器に入った料理とスープ、”盛夏の海と大地から”。見た目も美しく、味も申し分なし(上・中・下)。
いよいよスイーツが登場。スイカとトマトのガスパッチョ、”夏休み”。
“七夕”は、桃とスモモのパフェ。ラベンダーの香りがほんのり。
大村線に入ると、車窓に海が。
以前、取材で訪れたことのある、海が目の前の大村線・千綿駅。大村線は、琴の海と称される大村湾沿いを行きます。*撮影=江藤徹さん
パッションフルーツとパイナップルのカクテル”トロピカル”。
最後のスイーツは”夕涼み”。羊羹、ケーキ、梅の組み合わせ(上)。器には、さりげない匠の技が(中・下)。
料理やスイーツに大満足。スタッフに頼んで、記念撮影。
諫早駅から長崎本線に入ると、特急列車が通らない旧線を走ります。再び、大村湾を望む美しい風景が。
きれいな柄の、紙のテーブルクロスを頂きました(上・下)。
12時11分、長崎駅に到着(上・中・下)。まだ乗っていたい!と思わせてくれる列車でした。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。