九州を出て!「奥出雲おろち号」乗車①
2016年11月 2日
先月、九州を出て、プロ野球日本シリーズ真っ只中の広島に行って来ました。ホントは、我が福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ観戦が目的だったのですが・・・(涙)。
7月に続き、エヴァンゲリオン新幹線 500 TYPE EVAに乗車(上・中・下)。人気が高いようで、来年2017年3月までの運行が決まっています。
1号車「実物大!!コクピット」の抽選に当たり、再び体験しました。
今回、以前から乗車したかった観光列車「奥出雲おろち号」の指定席が取れましたので、広島駅前からレンタカーを利用。中国山地の奥深くに分け入っていきます。
上り「奥出雲おろち号」に乗りますので、まず下り列車を撮影するために、島根県奥出雲町の木次線・出雲坂根へ。ここは、日本有数の三段式スイッチバック駅として知られています(上・下)。
ディーゼル機関車に押され「奥出雲おろち号」が入線して来ました。駅に停車後、逆向きになり、右の線路を登って行きます。
こちらが1号車、窓のないトロッコ車両です。2号車は普通座席車で、寒さや雨をしのいだりする際は、こちらに移れます。
DE15型ディーゼル機関車も「奥出雲おろち号」カラーです(上)。木次線開業100周年記念のヘッドマークが付いていました(下)。
10分ほど停車し、今度はディーゼル機関車を先頭に11時47分に発車。
いよいよ1000分の30‰=1000m進むと30m登る=急勾配に向かいます。写真からも急坂が分かります。
この先、2度目のスイッチバック場所で停車。再び1号車を先頭、ディーゼル機関車の後押しで坂を登って行きます。
発車を見送り、レンタカーで先回り。道の駅・奥出雲おろちループから列車を待ちます。汽笛が聞こえ、「奥出雲おろち号」がやって来ました。素晴らしい景色に乗客の歓声も聞こえます。
深い谷を見下ろし進む「奥出雲おろち号」。この絶景ポイントで、停車するサービスも(上・下)。
右の赤い橋は、奥出雲おろちループにつながる三井野大橋。
この後、「奥出雲おろち号」が上り列車として折り返す、備後落合駅=広島県庄原市=へ向かいました。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。