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九州を出て!「奥出雲おろち号」乗車②

2016年11月 8日

備後落合駅(広島県庄原市)から、木次線(宍道―備後落合)の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」に乗車します。98年から走り始めた「奥出雲おろち号」は、木次駅(島根県雲南市)と備後落合駅を結び(下りの一部は出雲市から)、4月~11月までの週末や祭日に加え、ゴールデンウイーク、紅葉シーズンは毎日運行しています。

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備後落合駅は、木次線と芸備線(備中神代―広島)の乗換駅で、昔は急行列車も停車する鉄道の要衝駅でした。

 

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出雲坂根駅や三井野原大橋付近でで撮影した、下り「奥出雲おろち号」が12時39分ホームに入って来ました。折り返し、12時59分発の上り列車になります。降車した乗客のほとんどは、連絡する列車がないので上りに再乗車。ほかは迎えの車やチャーターしたタクシーを利用していました。

 

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かつて、機関車庫、転車台などもあり、広い構内は当時の栄華をしのばせます。

 

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上り列車は、このディーゼル機関車が先頭になります(上・下)。

 

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下りは先頭だったトロッコ車両が最後尾・・といっても2両編成ですが。

 

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1号車のトロッコ車両。窓がなくむき出しの状態で、椅子は木製です(上)。2号車は座席車で、懐かしいこの車両、大阪万博の大量輸送で生まれた12系客車。寒さ対策のため、早くも暖房が入っていました(下)。

 

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全車指定席で、私たちは1号車後方のL字席。ガイドさんも乗っていて、沿線の楽しい案内をしてくれました。

 

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絵葉書とパンフレットも頂きました(上・下)。まだ紅葉には早かったのですが、11月半ばには色づいているでしょう。

 

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トンネルに入ると、坂を登るディーゼル機関車の唸りが一層聞こえてきます(上)。トンネル内のトロッコ車内(中)。車内中央には、おろちの電照が(下)。

 

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JR西日本では、最も標高が高い駅=727m=三井野原駅を過ぎると、急坂を下り始めます。高さ105mの三井野原大橋が見えると、列車は停止。雄大な景色をゆっくり眺めることができました(上・下)。

 

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山肌に沿って急坂と急カーブを繰り返すと、眼下に出雲坂根駅が見えてきました。日本有数の3段式スイッチバックで、160m下ることになります。九州にある豊肥本線・立野、肥薩線・大畑、真幸スイッチバックは何度も"体験"していますが、ここは初めて。

 

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手前が2段、その下の木々間に見えるが1段目の線路です。

 

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2段目の線路が寄り沿ってきました(上)。ポイントの積雪や凍結を防止する小屋を抜けて停止します(下)。

 

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運転士さんが機関車からトロッコ車両の運転室に移動。場内信号が黄色の進行に変わり、逆向きで出発。坂を下り終えると出雲坂根駅に到着。備後落合行きの行き違い列車が発車を待っていました。

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取材担当プロフィール

東 淳二郎

1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。

ぶらっ人編集部 @buratto_tabi