福岡県一の湧出量を誇る原鶴温泉へ①
2017年7月19日
九州北部地方の豪雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げまとともに、被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
7月上旬に発生した九州北部地方の豪雨で大きな被害があった、福岡県朝倉市にある原鶴温泉に行って来ました。豪雨から約10日、復旧へ向けて懸命な作業が続いていました(上・下)。大分自動車道は支障なく走行ができ、国道386号は一部片側交互通行になっていました。
原鶴温泉は福岡県一の湧出量、弱アルカリ性単純泉と単純硫黄泉のダブル美肌の湯として知られています。宿泊したのは、創業130年以上を誇る「パーレンス小野屋」(上・下)。豪雨によりキャンセルがかなり出たそうですが、この日は多くの宿泊客を見かけました。
広いロビー横には、地元の特産品を販売する売店が(上)。明治時代の温泉試掘願い、掘削時に掘り出された花崗岩が展示されていました(下)。
部屋は10階の和洋室。2人で使うには十分な広さでした(上・中・下)。
部屋の窓からは、九州一の大河・筑後川の流れが(上・下)。
早速、温泉に向かいます。館外に出て緑の中を進んで庭園露天風呂へ(上・下)。
豪雨後、地元の方々には無料開放されています。早い時間だったので、宿泊客も含め誰もいませんでした。まず、畳み敷の内湯があります。
奥へ進むと、岩造りの露天風呂。広い湯船でちょっと深めです(上・下)。お湯はトロトロ。
館内の大浴場。こちらも畳み敷(上・下)。
入浴後、久留米市側に沈む夕陽が見えました。
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。