「SLやまぐち号」③
2017年10月12日
津和野駅からいよいよ「SLやまぐち号」に乗車します。この写真は出発1時間ほど前なので空いていますが、改札開始時には駅舎の外まで乗客があふれていました。
ホームにはC57型蒸気機関車を先頭に「SLやまぐち号」が入線しています。9月2日から運行が始まった、新型35系客車の最後尾は開放型展望車です(上・中・下)。
5両編成の客車に蒸気機関車、ローカル線の駅にぴったり。
新型客車はレトロな外観や内装を採用し、上質な旅が楽しめる造りになっています。普通車天井にはレトロな電灯と網棚(上)。車端には次駅の案内、運行図などが流れます(下)。グリーン車は全席、普通車は4人ボックス1か所に電源コンセントを備えています。
トイレは温水洗浄便座付き、きれいな洗面所。
「SLやまぐち号」新型客車、話題の中心が初登場のグリーン車。ホントはここに乗りたかったのですが、乗車1か月前10時の発売、あっという間に売り切れでした。戦前・戦後の特急列車がモデルで、車内はまさに特別な空間(上)。グリーン車専用の展望室も(中)。展望室から見える機関車の”お尻”(下)。
C57型1号機から煙が上がり始め、間もなく発車の時間。(上・下)
- 東 淳二郎
1957年7月9日生まれ 北九州市門司区出身 56歳
印刷会社のサラリーマン生活を経て、1990年からフリーライターに。
雑誌の取材で、九州中の観光地を訪れ、グルメや温泉を堪能している。
また、もの心ついた時から鉄道ファンで、"乗り鉄"。国内はもちろん、海外でも時間をみつけては鉄道旅を楽しんでいる。