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薬草摘みの女

2015年5月19日

 ケプラーの母親は魔女の疑いで逮捕された(ブログ4月13日)。彼女の嫌疑の一つに薬草の知識に長けていたというのがあったそうだ。薬草を扱う女たちの作る薬は効果著しかったのだろう。まるで魔術を使ったみたいに思われたのかもしれない。とはいえ、薬草を扱う女がそれだけで魔女にされたという裁判記録はないという。

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☆カタリーナ・ケプラー。手に薬草の束を持っている(魔女展2013年・ギューグリンゲン)

 

 数年前、グレーベンシュタイン(ヘッセン州)で薬草ツアーや薬草料理の店を持っているツィンマーマンさんを訪れたことがある。森や畑を案内してくれて、夜には彼女の家で行われた「常連の会」に招待してくださった。持ち寄りの手作りパン、ケーキ、飲み物を頂きながら過ごしたひと時はとても楽しかった。

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☆薬草について説明してくれるツィンマーマンさん

 

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☆ツィンマーマンさんの薬草料理が食べられるレストラン

 

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☆常連の会

 

 ツィンマーマンさんに「あなたは薬草魔女ではないのですか」と尋ねると、彼女は「ちがうわ。私は魔術などできないもの」と答えたので、「でもあなたの薬草の知識は魔術と同じでしょう」と言ったら、嬉しそうに笑った。薬草摘みの女の知識と経験は貴重な財産である。

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☆エルツ山地の木彫り人形「薬草を摘む女」(ザクセン州ザイフェン)

 

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☆大鍋で薬を作る魔女人形(ハルツ)

次回をお楽しみに。

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取材担当プロフィール

西村佑子(にしむら・ゆうこ)

うお座。早稲田大学大学院修士課程修了。
青山学院大学や成蹊大学の講師を経て、現在はモアビートプロモーションの「ドイツセミナー」講師。
これまでに「グリム童話の魔女たち」展(栃木県いしばし町グリムの館)の企画・監修やドイツ魔女街道ツアーの同行講師、
薬草専門誌に連載記事を掲載するなど、ドイツの魔女と薬草にかかわってきた。
主な著書に『グリム童話の魔女たち』(洋泉社)『ドイツ魔女街道 を旅してみませんか?』(トラベルジャーナル)、
『魔女の薬草箱』『不思議な薬草箱』(いずれも山と溪谷社)、『ドイツメルヘン街道夢街道』(郁文堂)など。

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