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現実

2013年8月 4日

「猫の楽園」といった感じの噂を聞いて訪れた島です

田代島のようなイメージを勝手に持ちつつ訪れたのですが、その期待は残念ながら外れてしまう事となるのです。

船に揺られて、島に到着しました。
港周辺、待合所などをうろうろしましたが猫さんに関する物が一切無く、それは最初に感じた違和感だったかもしれません。
猫さんで有名なところ(共存しているところ)は、案内図のイラストや写真・オブジェなど、何かしら有る事が多いです。


image468.jpg

待合所付近に猫さん登場

そして、すごい偶然なのですが、同じく「猫の楽園」との噂を聞きつけてやって来られた福岡の方々と出会いました。
地域猫や譲渡の活動をされているのだそうです。

これも何かの縁という事で島の観光をご一緒することとなりました。


image469.jpg

続々と登場します


image470.jpg

熱中症なのか具合が悪いのか、様子のおかしな猫さんです。
しばらく口でゼェゼェと息をしていました。


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母猫さんで子育て中のような感じでした。
落ち着くと子猫たちを隠している所なのか、茂みのほうへと消えて行きました。


image472.jpg

 

image473.jpg

内陸に進むと更にわらわらと居て、人懐っこい感じではあるのですが
ここで感じた違和感、猫さんたちは多くがお腹を空かせていて食料を求めて人間に近づいて来ているようでした。


image475.jpg

子猫が痩せています

そして、更に島を回ったり島の人に話を聞いたりで、その違和感が何なのか見えてきました。
とりあえず、自分で見たこと複数の人から聞いたことだけを箇条書きにします。

・飼われている猫と野良猫が居るらしい
・野良猫が多すぎて困っているらしい(糞尿被害、家の中に入ってくる、売り物の魚を取る等)
・島民で話し合わせて、野良猫を増やさないために餌をあげないようにしているらしい
・昔はもっと野良猫が多かったが港が整備されてから少し減ったらしい(食料が取れないから?)
・外を歩いている猫さんを蹴る島民を目撃(そのあと普通に歩いていたので怪我する程ではないけど)
・でも、猫さんたちが人間を怖がっている様子は無い

後日ネットで調べた情報も箇条書きにしてみます。ほぼ個人ブログがソースなので参考までに。
・島がメディアで紹介された後、餌を散らかすマナーの悪い観光客や猫を捨てに来る人があり共存バランスが崩れた
・島民も被害者
・それに関して我慢している島民の怒り矛先は猫へ


色々と思うところはあるのですが、当事者でなく数時間しか滞在していない私が島の事情も良く知らずに外野からあれこれ言うのはそれこそ筋違いでしょう。
増えすぎた外猫さんへの対策としては行政が間に入ってのTNR(避妊去勢をして戻す)が現在有効な手段として言われています。
避妊去勢されご飯もちゃんと食べている猫さんは気が立たないですからね。
その辺、一緒に島を回った福岡の方々はうまいこと柔らかく島民の方と話されていました。さすがだ・・。

しかしながら「そもそも獣医が居ない」「行政との物理的な距離」島という環境のため一筋縄ではいかないかもしれません。
観光客でしかないのでこれ以上は控えます。


飢えた猫さんも被害者ですが、島民も被害者という話は的確だと思います。
だから、人間と動物がバランスよく共生できて、誰も不幸にならなければいい。
その思いはみんな同じはず!


image476.jpg

何か良い方法はないものか・・・


image477.jpg

落ち込んだまま最終の船の時間となり港へ戻ります。
到着後最初に会った猫さんは待合室付近同じ場所に居ました。

連れて帰る事もできず、何が出来るという訳でもなかったのですが
出航ギリギリまで一緒に居ました

 

image478.jpg

猫さん、あなたには見守ってくれる人はいますか?

過酷な現状ばかりが見え心温まる話ではありませんでしたが、そんな中でも頑張って生きている猫さんの姿をお伝えしたくて書きました。

また、当たり前の事を再認識する機会にもなりました。
猫スポットとして紹介されている所、そこは猫さん達が居るだけでなく人間の暮らす場所でもあり、そこでのルールやバランス・守るべきマナーがある事を忘れてはいけないのだな、と。
例えば、田代島でも島民以外の餌やり禁止というルールはありますし、そこが崩れた場合どうなるかは想像に難くありません。


次週は共生がうまく行っているように感じた猫島からです。

猫さんオブジェ.jpg

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取材担当プロフィール

ねこせんせい

インターネットプランナー。大阪府在住。
ゲーム好きゆえ休日はだいたい廃人だが、猫への愛はひと一倍。
猫のために生き、里親になった家猫とともに暮らしている。
猫になつかれるための努力も欠かさず、散歩や旅の途中で出会った外猫が無防備な姿を見せてくれる瞬間が、至福のひととき。
将来の夢は、猫に囲まれてのんびり暮らすことと、外猫へのあたたかな視線が地域へ広がること。

コメント(8)

はじめまして。
私も猫好きの一人です。(3匹の兄妹猫を飼っています)

いろいろ考えさせられますね。
外猫さん、家猫同様みーんなみーんな幸せになることを願うばかりです。。。

seri | 2013年8月 4日 20:33

ねこせんせい、こんにちは。
1日も早く行政の力を借りて何とかしなくてはなりませんね。
少数の猫好きがこの島の住人にいても、小さなコミュニティーで旗振りをするのは
想像以上に大変なのかもしれません。
この島以外の猫好きメンバーが署名運動なりして
行政に避妊去勢手術費用を第一弾でだしてもらう等。距離が離れていようとも税金を払っている以上、
権利はあります。

それとも、住民の方々は、もうすっかり猫嫌いでそんな猫目的の観光客なんていらない”
と思っているのでしょうか?
私が当事者じゃないから言えるのでしょうか?
住民の方に、先生のおっしゃる「共存」の精神を今一度理解して頂きたいものです。

ブログを書くのも心苦しかったと思いますが、先生、有難うございました。

Yuri | 2013年8月 5日 12:49

幸せな猫さんばかりじゃないのも現実ですね。

人間だって、バランスを崩されると優しくなれなくなります。

TNRを知ったのは、猫ブログでした。
こんなに難しく大変な事をボランティアでされていた事を知った時は、衝撃的でもあり、改めて命の尊さを思い知らされた時でした。
全国で活動されている猫ボランティアの方の力が広がってきている現実もメディアで知る事が出来ています。メディアを通して、ボランティアの方々の善意が正しく影響されてほしいです。

みかんだすき | 2013年8月 5日 13:58

ねこせんせい、お久しぶりです。

野良猫を増やさないためにえさをあげないようにしている、島の人たち。
気持ちはわかります。

けど飢えた猫は、もっといたずらをするのではないでしょうか?
いたずらをしたら又追い払う。悪循環ですね。

でも島に捨てにくる人も悪い、
何とかみんなで仲良く幸せに暮らせる方法がみつかると良いのですが。

チャスカ | 2013年8月11日 09:59

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