James Beard Foundation Awards 2010の授賞式に行ってきた
2010年5月11日
James Beard Foundation Awardsというのは、ジェームズビアード財団が主催して毎年行われる授賞式で、アメリカにおけるその年の優秀なシェフやワインの専門家、料理ジャーナリスト、料理本などの料理の芸術を尊重する賞です。別名「料理界のアカデミー賞」と言われていて、その中の「OUTSTANDING RESTAURANT DESIGN」という賞に夫の手がけたカフェ・レストラン「 Choice」がノミネートされたので授賞式に行ってきました。
場所はリンカーンセンター。会場に着くとゴージャスに着飾った人であふれていて、「なんか私、場違いなんじゃ・・・( ̄Д ̄;」と不安になりました。テレビで見た事がある人もチラホラいるし、レッドカーペットもあるし「スゲー!」と騒ぎながら一人で写真を撮りまくる場違い女。
建物に入って1階にはスポンサーであるベンツの車が展示してありました。めっちゃかっこいい!こんな車に乗ってマクドのドライブスルーに行きたい!(´∀`)
パンフレットを渡され会場に入ると、中はアカデミー賞授賞式のようなセット(そんな大したもんじゃないか)。でもなんかスゲー。
授賞式のホストは「アイアン・シェフ・アメリカ(Iron Chef America)」でおなじみのアルトン・ブラウン(Alton Brown *画像右側) !この人めっちゃ物知りで面白くて大好きなんです。そして現鉄人のマリオ・バターリ(Mario Batali *画像左側)。この人はタキシードにオレンジのクロックス(たぶん)はいてました。
そして気になるOUTSTANDING RESTAURANT DESIGN賞ですが・・・残念ながら受賞を逃しました。Andre Kikoskiという建築家がデザインしたグッゲンハイム美術館のレストランが見事受賞されました。先週、このレストランを見に行ったのですが、「そんな大した事ないじゃん。うちのダンナが賞とるわ!」と思っていたのですが・・・グッゲンハイムがジェームズビアード財団に多額の寄付をしてるし、大人の事情があって・・・と、負け惜しみしてみたりして。
すべての発表が終わったのは9時過ぎ。会場の外のホールでは有名レストランのブースがいくつもあり料理のサンプルを頂く事ができます。人にもまれながらシャンパンと料理をゲット。ものすごくおいしいけど、人にぶつかって飲み物がこぼれないようにするのに必死でした。
すごくキレイでおいしい料理がたくさんあったのですが、この人ごみの中じっくり写真を撮る事が出来ませんでした。ほとんど写真がピンボケ。
賞を逃しはしたけど、卒業して初めての仕事でこんな大きな賞にノミネートされただけでも嬉しくて、あまり残念には思いませんでした。それにおいしい料理とお酒がタダでいただけたので満足です。
James Beard Foundation Awards 2010公式サイト
http://www.jbfawards.com/index.html
ノミネートされたレストランを掲載した過去の記事
ダンボにオープン!フレンチ・カフェ「Choice」
https://tabi.chunichi.co.jp/blog/newyork/2010/02/choice.html
- みんたん
みんたん(Midori S. Mans)
岐阜市出身。
2002年ニューヨークに移住。
アートスクールPratt Instituteを卒業後グラフィックデザイナーとなる。
夫と猫二匹(ジャスミン&サファイア)でブルックリンに住んでいる。