おらが村のオススメフード。
2008年11月 3日
東海地方のみなさま、お元気でしょうか。
ご無沙汰している間に、沖縄もようやく秋めいてきました。
ブログ用にと、那覇大綱曳や旗頭など様々な行事を撮影しまくったにもかかわらず、愛しのトイカメラが壊れてしまい、画像も吹き飛んでしまいました。。。
というわけで、今日はフツーにデジカメで撮ったフツーの生活を紹介しようと思います。
日本全国どの地域にもあるように、私の出身地・糸満市にだってオススメフードがいくつも存在しているので、その中からいくつか。
トップバッターはみなさまご存知の沖縄そば。
今回は 真っ直ぐでコシのある麺が特徴の糸満市真栄里の「そば処萬謝」の一品を。
画像のように、好みでフーチバー(よもぎ)をトッピングできるのも嬉しいですね。
そしてこの店にはもうひとつの人気メニューが。
それは「ゆし豆腐そば」。
ゆし豆腐とは豆腐を固める前のふわふわしたおぼろ状のもので、 沖縄の食卓ではごくごく当たり前に並べられる定番料理です。
そのゆし豆腐と沖縄そばのコラボがこちらというわけです。
古くから親しまれてきた「玉城小豆腐」の優しい味わいがそばと絶妙にからまるんですよ。
おなかも満たされたところで、ぶらっと買い物に出てみました。
やってきたのは糸満市西崎の「ファーマーズマーケットいとまん・うまんちゅ市場」。
このごろ話題の農産物直営所です。
安くて新鮮な野菜や果物がたっくさん。
空港から車で十五分弱のいうこともあり、最近では観光客の方がどっさりマンゴーやゴーヤーを買っていくんだとか。
糸満市民のおなかだけじゃなく、県外の方の心も満たしてくれるなんて、なんだか誇らしいマーケットです。
そのお隣には鮮魚市場「お魚センター」もあって、色とりどりの魚が並んでいますぞ。
『煮付けにしたいんだけど』と一言話すと、包丁片手に元気なおばちゃんがオススメを教えてくれます。
そうそう、海のもので忘れてはいけないのが「糸満ケージン小(ぐゎー)」の一口かまぼこ。
人参や牛蒡も入って栄養満点。
夕飯の一品に買ったつもりがおやつみたいにパクパク食べちゃいました。
同じようにここ糸満市でしか手に入らないものの中に「和洋菓子ハマキョーパン」の「ファミリーロール」があります。
近隣市町村はおろか北部の方までこのパンを求めてやってくるなんて話も。
五個入りで家族向けのはずなのに、私、一人でペロリといけます。
このたっぷりなココアクリームが甘くて美味しい!
世界で一番好きなパンです←大袈裟かしら。
そうそう、下戸の私が書くのもなんですが、糸満市には酒造所もいくつかあるんですよ。
父親の棚からちょっと拝借して一枚。
右:明治16年から続く老舗比嘉酒造の「古酒泡盛まさひろ獅子(シーサー)」。アルコール度数28%なので、そのままロックでどうぞ。
左:上原酒造所「琉球泡盛神泉」は、独特の香りと味わいがおじさま達に人気みたい。
せっかく泡盛をいただくなら、琉球ガラスのロックグラスで是非一杯。
では最後はスイーツでしめくくってみましょうか。
これ、なんだかわかりますか?
ぜんざいの上に練乳がけ氷をのせた「白熊」です。
糸満市糸満の「冷やし物店まるみつ」の一番人気メニュー。
この氷の多さ、すごいでしょ?
頼む勇気が出なくてショーウィンドウからパチリ。
ちなみに「ミニ白熊」でもこのサイズ。
隣の氷ぜんざいと比べても差は歴然。
なかなか氷の下のぜんざいまでたどり着けなくて、冷たいものを食べているはずなのに何故か汗をかいてしまいます。。。
久しぶりにふるさとの味を満喫した一日でした。
何度も沖縄に足を運んでくださってる方は、こんな風にとある町に腰をすえて一日過ごすのも『また一興』かもしれません。
あなたなりの沖縄を楽しんでくださいね★
これから風邪の季節がやってきますが、どうかご自愛ください。
最後は糸満市の方言で『イキビグヮーンジャソーヤー』(元気出していこうね)
- 田辺 里美
南国リゾートが大好きで、2002年に家族で沖縄に引っ越し。
本島内を中心にくまなく遊びながら情報提供しているうちに、観光関係(特に家族旅行)を中心としたライターの仕事も受けるようになる。
趣味はシュノーケルと食べ歩きと旅行。食べ歩きのせいか、どんどん横に大きくなるのが悩みの種。離島へのミニ旅行が楽しみで、特に宮古島と阿嘉島が好き!
息子たちが巣立った後は、夫と小さい民宿を開くのが夢。
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ゆし豆腐そばおいしそうですね。
糸満市は漁師が沢山いると聞きます。
沖縄のお正月はどんな感じなのですか?
ときお | 2008年12月 4日 19:24
ときお様。
コメントいただいたのにずっと気付かずにいました、すみません。
沖縄のお正月は、そうですね、基本的におせち料理は食べません。
いわゆる沖縄で『くゎっちー』と呼ばれる料理が食卓に並びます。
てんぷらや三枚肉(豚バラ煮付け)、昆布などなど。
最近は県外から移住してきた方も増えたのでおせちを出す家庭もあるようですが。
ちなみに漁師の多い我が糸満市中心地は今でも旧暦の風習が残っているので、旧正月の方が賑わいますよ。
その日は港に大漁旗がずらーっと。
私の原風景でもあります。
こんな私ですが、これからもご愛読のほどユタシクウニゲーサビラ。
ガンチョー | 2008年12月30日 20:44